2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

息つく暇もない性分

昨日の夜はできるところまでプロトコルをやり(全部文字起こしするのは諦めた…)、「明日パタパタしてて忘れたら大変!」と夜中の23時に臨床教科教育学会の申し込みをした。3度見してスクショ撮ったからたぶん大丈夫。 というのも、今日は非常勤先の期末考査で…

名(迷?)プロトコラーになる、の巻

今朝起きてみて、「なぜこんなに論文のタイトルに迷っているのだろう?」と考えてみた。 自信がない、というわけではない。おそらく、というか必ず新規性はある。この2日間、文部科学省や中央教育審議会、国立教育政策研究所の文献とにらめっこした結果、異…

「チェリまほ」見てみたら、まんまとハマってしまった

西川先生がここ最近口を開けば必ずと言っていいほど「チェリまほ」という言葉を口にし、とうとうゼミでも「「チェリまほ」はいいぞ~」「絶対に観た方がいい」などと言うようになったので、YouTubeの公式チャンネルで第1話を見てみた。 #30歳まで童貞だと魔法…

タイトルまだまだ迷走中

昨日から論文のタイトルのことしか考えていない。 bookmarker330.hatenablog.com とりあえずゼミで聞いてみるか、と西川先生に質問しようとしたら門前払い。 「自分がそれでいいと思うならそれでいいはずだ」 「迷ってるってことは何か答えをもらおうとして…

論文タイトル迷走中

論文のタイトルが決まらない。 「臨教(臨床教科教育学会)の締切が来週なのに、タイトルまだ決まらないんですよ~」と西川先生に泣きついたら、「ここを読め」とバイブル(注:『実証的教育研究の技法』)を開いて見せてくれた。 自分と関係する研究を見つけ…

「中間考査で落として期末考査で救う」という常道

非常勤先の高校は明日から2学期の期末考査。 私が担当する現代文は3日目なので多少余裕はあるが、「出勤する必要のない日にわざわざ行くのもなぁ」と思い、今日の午後にテストの印刷と格納を済ませてきた。 国語は枚数が多くなりがちなので(今回は問題用紙と…

「先行研究が見つからない」は甘えてる証拠なんだろうな

個人研究が佳境だ。というのも、学会発表の申し込みの締め切りが来週頭で、それまでにタイトルを決めなければならない。 先日、西川先生に「問題の所在が面白くない」と突き返されたので、先生のアドバイスをもとに一から問題の所在に挙げる先行研究を調べる…

インスタ、ちゃんと始めてみた

今朝、不意にインスタを始めたくなったので始めてみた。 「みんな持っているし」とアカウントはだいぶ前に作っていたのだが、結局使わずじまいでアプリもスマホから削除してしまっていた。 そもそも私はそんなに写真を撮る方ではない。美しい景色や絵があっ…

休日は無性に丁寧に生きたくなる

お休みの日は時間を使ってゆっくりと何かをしたくなる。 普段はざっと掃除機をかけたりゴミを拾ったりする程度だが、晴れていれば窓を開けてはたきをかけ、椅子などを移動させてすみずみまで掃除機をかける。 また、いつもは朝の30分でご飯、みそ汁+3品を作…

「ズバッと!解決上越」

暮らしの困りごとを引き受ける団体が上越市にできたそうだ。 その名も「ズバッと!解決上越」。 https://www.joetsu.ne.jp/128547 建築業や不動産業、マッサージサロンなどの9つの事業所が立ち上げたそうで、家電品のトラブルや水回りのトラブル、空き家処分…

生徒の「先生いくらもらってるの?」から始まった非常勤講師の給与の話

昨日のあるクラスでのこと。授業の前半で試験範囲が終わったため、後半はテスト勉強の時間にした。私は教室全体の様子を眺めつつ、教卓で期末考査後の授業で使うプリントを準備していた。確かプリントを3枚組にして半分に折る、という単純作業だった気がする…

テスト前の授業のペースがなんとなくつかめてきた

中学や高校のテスト前の授業のやり方は担当する先生によってさまざまだ。といっても、大きく3つに分類される気がする。 ①余裕をもって試験範囲を終わらせ、テスト勉強の時間を作る ②テスト前ギリギリまで授業をする ③コマ数が足らず、他教科の時間をもらって…

自ら考え、判断する子どもたちを育てたいなら、その機会を作り、子どもたちに委ねなければ

先日、NHKのおはよう日本で広島県のある公立小学校の取り組みが特集されていた。 ちょっと探してみたら、ローカルな新聞でも記事になっていた。 www.chugoku-np.co.jp その小学校では制服着用のルールを変え、私服も選べるようにしたそうだ。子どもたちの自…

「社会に出てからミスをしたらどうするか」というのを生徒たちに伝えてみた

先日、このブログで「『学び合い』の語りを事前に文章化するか否か」という記事を書いたとき、普段の語りがおざなりになっていたなぁと思った。 ただ、「明確に語りという形ではなくても、私は生徒たちに"語って"いたのかもしれない」と今日ふと思った。 そ…

この時期の進路が決まった高校3年生の授業に苦戦した過去

このところ、高校3年生の授業がつらいというツイートをよく見かけるようになった。 いわゆる進学校であればこれからが大学受験に向けての正念場だが、AO入試や推薦、就職試験等が終わり、早々と進路が決まった生徒たちが大半の学校もあるだろう。 私自身、…

『学び合い』の語りの内容を事前に文章化するか否か

先日ゼミ室で『学び合い』の語りの話になった。 「語りの内容を事前に考え、文章化しておくかどうか」 台本レベルでしっかり考えて文章化する人、箇条書きでまとめる人、特に文章化はせず自分の伝えたいことを語る人… ゼミ生の中でもやり方はひとそれぞれだ…

西川純研究室の全体ゼミのローカル会話は実は宝の山

西川研究室のゼミは学年ゼミと全体ゼミの2つある。 学年ゼミはソクラテスの問答法よろしく、ゼミ生が質問し、西川先生がそれに答えるという形で進めていく。先生が「神羅万象天地間なんでも答える」と仰っているように、質問の内容は多岐にわたる。M2ゼミと…

子どもたちの方が知っている

今日の連携では、一日出張でいらっしゃらない担任の先生の代わりにサポートに入った。朝の会から4限の授業まで。 私は常勤講師として副担任をしていたときもそうだったのだが、基本的に担任の先生のやり方をそっくり踏襲しようとする。 特に朝の会や帰りの会…

「複数時間の『学び合い』は他のクラスでやったことあるからきっと大丈夫」という慢心

昨日のブログで、複数時間の『学び合い』をやってはいるもののあまりうまくいっていない旨をブログに書きました。Facebookにその記事のリンクを貼ったら、何名かの方からコメントをいただきました。 その中でも、 「自分は不安に思っている」「信じきれない…

解答を写すこと自体は悪いことではないのだが…

新しい単元(魚住直子さんの『卒業』)に入り、全てのクラスで複数時間の『学び合い』をしている。 ①『卒業』に出てくる漢字のプリント ②あらすじの穴埋め ③第一段落~第二段落の内容理解の問題を見開き2ページ分 ↑「この3つを2時間でやってね」と伝え、後は…

映画「行き止まりの世界に生まれて」を観て

最近見る映画のジャンルが自分の中で変わってきているように感じる。 http://www.bitters.co.jp/ikidomari/ 「行き止まりの世界に生まれて」も、きっと以前の私なら見向きもしなかったと思う。映画は娯楽だと思っていたこともあり、ドキュメンタリー映画は今…

選挙や政治の話を生徒にするのは難しい…でも伝えるべきことは伝える

『政治の基本は民主主義』という評論を授業で扱ったので、選挙に関してこんな問いを生徒に投げかけてみた。 「選挙権年齢が18歳以上になりましたが、あなたは今後選挙に行こうと思いますか?その理由(3行以上)も含め答えなさい」 高3の生徒たちなので、すで…

有意差が出ないのだ

個人研究において天啓が下りてきたと思ったのもつかの間。 bookmarker330.hatenablog.com 量的分析で有意差が出ない。 「企業で働く方のほうが高校の教員よりも働く際に必要な力としてコミュニケーション能力を重視している」 ↑このことを言うために、属性と…

連携校の音楽会に参加して

日付が変わってしまった。久しぶりの寝落ち。 一昨日2時間高速で運転したときの筋肉痛(肩)が2日間も続くとは、どれだけしゃちこばってガチガチになって運転してたんだ、私。 今日(正確には昨日)、連携校の音楽会のお手伝いに行った。音楽主任の先生が担任さ…

「納得してもらったらサインをもらう」というだけの指示では足りないんだな

『学び合い』ではよく「クラスメイト○人に説明し、納得してもらったらサインをもらう」という方法をとることがある。生徒たちが全員理解することを保障するための仕組みでもある。 ただ、それだけでは生徒はなかなか動かない。 納得したかどうか確認せずにサ…

一言だけ

馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。 そもそも睡魔に勝とうとすることが無茶なのか… 課題がよろしくないのか… 声かけと見取りが甘いのか… もしくは、その全部か。 「一人も見捨てない」がまだ腹落ちしていないのが最大の原因…

生徒に「自分にとっての幸せ」を考えてもらったら…

先日、授業時間に余裕があったクラスで、「自分が目指す働き方」と「自分にとっての幸せ」についての作文を書いてもらった。 bookmarker330.hatenablog.com 生徒たちの作文を読んでいると、やはり一人一人考えていることは違うのだと思う。「子ども」という…

今年の秋は紅葉を愛でることにした

私は新潟生まれ新潟育ちなのだが、「新潟県の観光名所は?」と言われても正直すぐには出て来ない。 もちろん、春なら高田公園の夜桜、夏は長岡花火、秋は金色に輝く田んぼ、冬は白銀の雪景色…などなど見どころはたくさんあると思う。でも、お城やテーマパー…

「お説教の口」になっていたなぁと反省

今日は3コマ授業があったが、どのクラスも進度がだいたい同じなので試行錯誤の繰り返しだった。 最初のクラスは課題への取り掛かりが早くなるといういい姿が見られたが、私語が目立つのが気になってしまった。 最後の語りでは、よかったこと1つともったいな…

映画「フェアウェル」を観て、大切な人の死について考えた話

今年の前半は自粛ムードで映画館がストップしていたためか、ここに来て素敵な作品が目白押しになっている。 昨日観たのは「フェアウェル」。 NYに住む主人公のビリーとその家族は、ガンで余命3ヶ月と宣告された祖母のナイナイに会うため、中国に帰郷する。親…