研究について

後悔は名前の通り後からやってくる

昨日西川先生に論文を見てもらい、プロトコルの再分析が必要なことが判明しました。 まぁ、いろんな人に論文を見てもらったときに指摘されていたところなので、「ですよね…」という感じではありますが。 ということで、66人分の音声データをもう一度聞き直す…

YouTuberやFirst Takeでパフォーマンスを披露する人ってすごいなと思った話

西川研究室は基本「するも自由、しないも自由」なので縛りはほぼないのですが、「臨床教科教育学会で研究発表する」というのが最低限のノルマとして存在しています。 ただゼミ生1人1人が個別で研究せねばならんというわけではなく、グループで1つの研究でも…

礼を尽くし、自分の研究が広がっていくよう種を蒔いてみる

昨日から今日にかけて、個人研究のインタビュー調査にご協力いただいた企業の方にお礼状を書いていました。「書いていた」といっても、実際は文面を考えてwordで文章化し、印刷したのですが。 送付先は20社を超えるのでお礼状はパソコンで作りましたが、宛名…

(一応)論文を書き上げた話

先ほど、臨床教科教育学会に発表要旨集の原稿をメールで送った。 締切は明日までなのだが、余裕をもって今日提出した。 明日パソコンが壊れるかもしれないし、データが吹っ飛ぶかもしれないし、何があるかわからない。最悪を想定してちゃっちゃと出すことに…

西川純教授曰く「君の論文は画期的」らしい

連日の論文添削。 昨日は最後まで目を通してもらえたので心の中で狂喜乱舞していた。 なにせ、その前は開始1分経たずに問題の所在の途中で「やり直し~」だったので。 普段は「気のいい近所のおじさん」的存在の西川先生だが、一たび論文に目を通すとなると…

論文を添削してくれる人が近くにいるのは心強い

以前、西川先生に書きかけの論文を見てもらおうとして門前払いをくらったことがある。 先生曰く「俺に見せる前にまずゼミ生と他研究室の誰かに見てもらえ」。 そのため、今回はゼミのSlackに「論文途中なんだけど見てくれませんか!」と投げてみた。今日見せ…

私の研究で明らかにできることの中で、学校の先生のニーズに沿うものって何なんだろう?

とりあえず研究は進めているものの、うろうろと迷走している。先が見通せない。 西川先生からいただいたアドバイスをもとに何かしら進めているけど、先生の手のひらの上で転がされているだけな気がする。その先に行かないと、感動するようなものは作れない気…

タイトルまだまだ迷走中

昨日から論文のタイトルのことしか考えていない。 bookmarker330.hatenablog.com とりあえずゼミで聞いてみるか、と西川先生に質問しようとしたら門前払い。 「自分がそれでいいと思うならそれでいいはずだ」 「迷ってるってことは何か答えをもらおうとして…

論文タイトル迷走中

論文のタイトルが決まらない。 「臨教(臨床教科教育学会)の締切が来週なのに、タイトルまだ決まらないんですよ~」と西川先生に泣きついたら、「ここを読め」とバイブル(注:『実証的教育研究の技法』)を開いて見せてくれた。 自分と関係する研究を見つけ…

「先行研究が見つからない」は甘えてる証拠なんだろうな

個人研究が佳境だ。というのも、学会発表の申し込みの締め切りが来週頭で、それまでにタイトルを決めなければならない。 先日、西川先生に「問題の所在が面白くない」と突き返されたので、先生のアドバイスをもとに一から問題の所在に挙げる先行研究を調べる…

西川先生の「本に書いてある」が腑に落ちた話

サボっていた個人研究に最近本腰を入れるようになった。 bookmarker330.hatenablog.com 以前このブログでも書いたのだが、インタビューデータのカテゴリー分けに悩んでいたのでゼミで質問してみたら「本に書いてあるよ」の後、丁寧にも「そのデータで何が言…

カテゴリー化に四苦八苦

プロトコル分析、というかインタビューデータの文字起こしが半分終わったので、インタビューデータをカテゴリー分けする作業に手を付けた。 西川先生の著書である教育研究のバイブル、『実証的教育研究の技法』には「(プロトコル分析等の)質的研究は量的研…

研究でキャリア教育の効果を測るには?

キャリア教育の効果について卒業生を対象とした研究はとても数が少ない。 先行研究を調べていて、2019年までのキャリア教育の効果に関する論文を一覧にまとめた(ドンピシャの)論文を見つけ、「なんて素敵な論文♪」とワクワクしながら読んだのだが、卒業生…

「進学・就職実績」以外でキャリア教育を売りにしている高校はあるのだろうか?

キャリア教育の研究を進めている。 プロトコル分析のため、今はインタビューデータを文字起こししている。 正直プロトコル分析するまでもなく、言いたいことははっきりしている。 「企業で働く方の中には、働く際に必要な力として異世代・年齢が離れた方との…

さて、(データを)どう料理しようか

研究を再開している。 平日は非常勤の授業と連携プロジェクトでおおわらわなので、休日の内1日は研究に当てることにしている。 今日は研究の日。 弁当持参で朝から研究室にこもっている。 9月前にデータはほぼ採り終わっている。 データをどう料理しようかと…

高校の先生へのインタビュー、開始!

企業の方へのインタビューが7月半ばで終わった。 始める前は協力してくれる企業がいるのだろうかと心配でしかたがなかったが、ふたを開けてみれば地元企業の20社以上、80名を超える方々がインタビューに協力してくださった。感謝の気持ちでいっぱい。 今日…

聞いているつもりが聞いてもらっていた

今週分の就職した方へのインタビューは今日で終わり。 ただ、今日のインタビューはかなり衝撃的だった。 今やっているのは半構造化インタビューなので、完全にフリーというわけではなく、質問項目はあらかじめ4つほど決めてある。 多少脱線することもあるも…

ちょっとだけ拍子抜け

今朝、占いの今日の欄を見たら、 「ぬか喜びになることが起こりそう。片思いの人から連絡があって会う約束をしてもキャンセルになったり、順調だと思っていた仕事に邪魔が入ったりしそうです。」 とのこと。 今日のスケジュールでその可能性がありそうなのは…

その論文で何を言いたいのか

今日インタビュー先の方と名刺を交換したとき、20枚以上あったはずの名刺が残り2、3枚になっていることに気づいた。 今日ので通算8社、25名の方の話を聞くことができた。「どこも協力してくれないかもしれない(泣)」と弱気になっていたのが嘘のよう。 名刺…

コミュニケーション能力と『学び合い』

今日も今日とてインタビュー。 本日は従業員の方3名と人事の方1名で計2時間。 座りっぱなし、聞きっぱなしなのは大変だけれど、一人ひとりが語るストーリーはどれもおもしろく、インタビュー自体は楽しい。 この研究を始めなければ出会うことなどなかったで…

「役に立つ」って難しいな

「高校で学んだこと、経験したことの中で、働いてから役に立ったことはありますか?」 ↑個人研究のインタビュー項目のひとつである。 ふと「役に立つ」ってどういうことを言うのだろう、と疑問に思った。 コトバンクでは、「使って効果がある。有用である。…

インタビュー(する側)開始!!

個人研究のインタビューが今日から本格的にスタートした。 今日はある企業の人事担当者の方と40分ほどお話をさせていただいた。 実を言うと、インタビュー前は質問項目を選定するのにかなりてこずっていた。 聞きたいことはいろいろあるが、時間は限られてい…

案ずるより産むがやすし

現在、個人研究をコツコツと進めている。 私の研究対象は高卒就職者と地元企業の人事担当者なので、研究協力者を確保できるかが一番の心配事だった。 両親が会社を営んでいるわけではない。 友人に地元で起業している人がいるわけでもない。 地元企業や商工…

キツかったんだなぁ、私

2月の半ば以降から、研究協力のお願いのために駆けずり回っていた。 私の研究の調査対象は、高校の卒業生と就職先の企業。私だけでは調査協力者を開拓するのは難しいので、連携校や飛び込み授業などでお世話になった学校の進路の先生に、卒業生や企業の担当…

学校支援プロジェクトセミナー、無事終了

本日は学校支援プロジェクトセミナー。 私が在籍する教職大学院では、全ての院生が後期にあたる9〜12月の間に「学校連携プロジェクト」に入る。 長めの教育実習のようなもの、と言えばわかりやすいだろうか。 連携校のニーズを受けて連携テーマを決め、チー…

研究、一歩前進

今日は、個人研究への協力をお願いしている学校の進路の先生とお話をする機会をいただけた。 進路担当の先生が、前期まで同じ教職大学院の科目等履修生で、グループワークでご一緒したことがある方だったのでびっくり! 思わぬところで縁があり、繋がってい…

学校連携プロジェクトのまとめ

今、9月からの約4ヶ月に及ぶ学校連携プロジェクトの成果をまとめる文章を作っている。A4で6枚。論文ではないが、学術的な所作が求められるため四苦八苦している。 終わってみればあっという間だったな、というのが第一の感想だ。始まる前は「『学び合い』に…

研究の沼に突入

昨日の臨床教科教育学会て刺激を受け、「よし、研究を本格的に始めよう!」と決意した私。 さっそく手詰まり感満載である。 ・芋づる式に先行研究が出てくる ・どこから手をつければいいのかわからなくなる ・このテーマは研究する意味があるのか?、と思い…

臨床教科教育学会に参加してきました!

今日は、信州大学で行われた臨床教科教育学会に参加してきました。私にとって初めての学会です。 私はグループでの研究発表の一員だったので、個人での発表はしませんでした。 上越教育大学教職大学院のメンバーの発表が多数を占めたので、信州大でしたがな…