案ずるより産むがやすし

現在、個人研究をコツコツと進めている。

私の研究対象は高卒就職者と地元企業の人事担当者なので、研究協力者を確保できるかが一番の心配事だった。

 

両親が会社を営んでいるわけではない。

友人に地元で起業している人がいるわけでもない。

地元企業や商工会等とのつながりもない。

 

しかも、一般企業に就職した経験がない私は企業というものになじみがない。

人間、知らないものは怖いものだ。

 

「協力してもらえるのかな…」

「コロナも蔓延しているし、断られそうだな…」

「データが集められなかったらどうしよう…」

 

やってもいないのに心配したところで仕方がないのだが、今から1か月ほど前はいっぱいいっぱいだった。

ゼミで西川先生に「データが取れなかったらどうしよう…研究が頓挫してしまう…」と泣きながら相談したくらいだ。

 

でも泣いていても仕方がないので、とりあえず連携校でお世話になった先生から紹介してもらった企業を中心にアポを取った。そして、ダメもとで地元企業のお問い合わせフォームに研究の協力依頼の文章を送った。

 

そうしたら、お願いした企業のうち何社かがインタビューに協力してくれることになったのだ!

 

今日も1社、担当の方とお話しする機会をいただけた。

 

なじみがない場所へも思い切って飛び込んでみるものだな。

相手への敬意と配慮は忘れずに。