2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年、院生生活2年目の振り返り

2020年ももう少しで終わろうとしています。 今日は今年の振り返りをしてみようかと。 院生生活2年目の今年は怒涛の1年でした。M1だった昨年と比べれば余裕が出て落ち着くかなと思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。 ・新入生の勧誘 ・ゼ…

映画「えんとつ町のプぺル」を見て

映画「えんとつ町のプぺル」を見に行ってきました。 (写真は映画の公式HPより) www.poupelle.com 心に響く作品でした。 思わず涙を流していました。 父親の紙芝居のお話を信じ続け、星の存在を夢見るルビッチと、ルビッチの話に耳を傾け、ともに行動するプ…

新任で『学び合い』をするとしたら気をつけたいこと

今年非常勤で働いていたとき、かなりお世話になったのが『みんなで取り組む『学び合い』入門』です。 みんなで取り組む『学び合い』入門 (THE教師力ハンドブック) 作者:西川 純 発売日: 2017/05/18 メディア: 単行本 壁にぶつかってしんどかったときは、これ…

断捨離1日目は思い出とともに

学会への原稿提出が終わったので、今日から大掃除に取りかかった。 掃除ではなく、どちらかと言えば断捨離に近いかもしれない。 来年から働き始めるので、これまで溜め込んできたものを精査し、必要なものとそうでないものに分けて、いらないものは処分する…

(一応)論文を書き上げた話

先ほど、臨床教科教育学会に発表要旨集の原稿をメールで送った。 締切は明日までなのだが、余裕をもって今日提出した。 明日パソコンが壊れるかもしれないし、データが吹っ飛ぶかもしれないし、何があるかわからない。最悪を想定してちゃっちゃと出すことに…

積もる話はお肉とともに

高校時代の友人から「帰省して当分こっちにいるから、ご飯食べに行かない?」というお誘いが来た。彼女のリクエストは「お肉!」とのことだったので、大学近くのお肉のお店へ。 ときどき連絡は取り合っていたものの、会うのは久しぶりだった。 おいしいお肉…

立つ鳥跡を濁して猛反省

昨日ですっきりさっぱり非常勤講師生活は終わりだと思っていたのに、思わぬところに落とし穴があった。 昨日の夕方、バイト前に国語科の先生から電話がかかってきた。 先「○○先生(=私)、欠点者用の課題はどちらにありますか?」 私「欠点者用の課題ですか…

人はまわりの人からの「ありがとう」を集めて生きているのかもしれない

今日が非常勤先での最後の勤務日だった。 滞在時間約1時間半。職員朝礼での挨拶と復帰される先生との最後の引継ぎが主な仕事内容だった。 職員朝礼の際は、教務室にすべての教員が集合する。非常勤先は専門高校で科ごとに教務室があるため、職員朝礼以外に全…

「失恋したら髪を切ってイメチェン」に対するひそかな憧れ

久しぶりに髪を切った。けっこうばっさり(と言っても10センチくらい)。 このまま年末年始を迎えるのはまずいかなと思うくらいには伸びていた。 髪を切ると言えば、手っ取り早いイメチェンの方法である。 服のテイストを変える、メイクを変える…などなどイ…

西川純教授曰く「君の論文は画期的」らしい

連日の論文添削。 昨日は最後まで目を通してもらえたので心の中で狂喜乱舞していた。 なにせ、その前は開始1分経たずに問題の所在の途中で「やり直し~」だったので。 普段は「気のいい近所のおじさん」的存在の西川先生だが、一たび論文に目を通すとなると…

完全アウェーで『学び合い』ができたのはこの上ない経験

今日で非常勤先での授業が終わりました。 7月下旬から今日までの約5か月間、終わってみれば長いようで短いようで… 気になって数えてみたら、216コマも授業をしていました。まぁ、週12単位だったらそうなりますよね。よくやったなぁ、私。 今日授業があったク…

人生はタイミングの善し悪しと選択後のもっていき方で変わる気がする

大学院の修了が近づいてきている。 そのせいか、ふとこれまでのことを思い出す瞬間が最近増えたように思う。 当たり前のことではあるけれど、タイミングの善し悪しは確実に存在する。 ・最初に働いた学校であと1年早く専任教諭に上がっていたら、たぶん大学…

”有田みかん”は小学3年生、”清美オレンジ”は中学3年生、じゃあ”紅まどんな”は…?

今日のブログは、先日書いた「妹からのお歳暮」の後編である。 bookmarker330.hatenablog.com やってきたお歳暮は「紅まどんな」。 (http://www.eh.zennoh.or.jp/ehimenosyoku/com/w14.htmlより) 「おいしいみかん」として名前だけは聞いたことがあるものの…

私の中の”雪国あるある”は”あるある”ではないらしい

新潟県は6年ぶりの大雪に見舞われている。 今週に入って急にドカ雪なので、みんな右往左往している。 ここ数年は年末年始に帰省しても雪がほとんどなかったので、今年の雪の降り方を見ていると幼い頃を思い出す。吹雪の中よく歩いて学校に通ったなぁ… 私が所…

最後の授業で書いてもらった、生徒たちからの「授業の感想」を見て思ったこと

最終勤務日は来週の月曜なのだが、一足先に今日最後の授業を迎えるクラスがあった。 いろいろあってバタバタしてしまったのだが、授業終了5分前に生徒に少し語ることができた。 ・5か月間授業におつきあいいただきありがとう。 ・”変な授業”(『学び合い』)…

ファシリテーション学んでみることにした

「Raise your Flag」のファシリテーター養成講座に参加することに決めた。 年明けから毎週木曜の夜にオンラインで学び、実際にワークショップを作ることになる。 raise-your-flag.jimdofree.com 今までリーダーとか司会とか、そういう役割が苦手だった。 話…

生徒たちの成長が見えてきた(気がする)

非常勤先は学校全体がなんだかクリスマスっぽい雰囲気になってきている。 授業に行ったら、自分で作ったリースとのツーショット写真(?)が飾られていたし、生徒たちが作ったのであろうフラワーアレンジメントが廊下に並んでいた。 さらに、今日の帰りにケ…

Winter has come

初雪が降った。 今週から降る降ると天気予報で言っていたけど、ここまで降るとは。もうすでに10センチくらい積もっている。 非常勤先で午前中授業をしている時に、みぞれがふわふわとした雪に変わり、窓の外を見た生徒たちが「初雪だ!」とうれしそうにはし…

中学受験の作文はいったい何を見ているのだろうか

今日の午前中は中学受験対策模試の作文の採点をしていた。 中高一貫校で講師をしていた際は、作文の採点をしたこともあるし、作問したこともある。 それでも、いまだに入試の作文っていったい何を見ているのだろうかと思う。 今日の答案のほとんどもそうだし…

妹からのお歳暮

我が家は父・母・私・妹の4人家族。 私と妹が大人になって一度家を出てから母と娘の3人は仲が良く、「仲良し3人」というグループラインがある。 昨日ゼミ室で研究を進めていたら、「仲良し3人」に母からのメッセージが。私もメッセージを送ったら、すぐに既…

論文を添削してくれる人が近くにいるのは心強い

以前、西川先生に書きかけの論文を見てもらおうとして門前払いをくらったことがある。 先生曰く「俺に見せる前にまずゼミ生と他研究室の誰かに見てもらえ」。 そのため、今回はゼミのSlackに「論文途中なんだけど見てくれませんか!」と投げてみた。今日見せ…

(気づいてないかもだけど)みんなは高校生のときの私よりも貴重な学びを得ているんだよ

非常勤先での授業もあと1週間ちょっと。 今日は復帰される先生との引き継ぎの日だった。 どの作品をどの順でやったか、1月末にある学年末考査の内容について…etc. そして、気になる生徒、心配な生徒の話になった。 復帰される先生は4月の頭に少し授業をした…

「本当に助かる」と言ってもらえただけで…

今日は久しぶりの連携プロだった。 2週間ぶりに行くとなんだか不思議な感じがする。 小学校3年生のクラスに入り、メディアに関するアンケートに答える子たちのサポートをした。 市内の小3~中3を対象としたアンケートで、70問近く項目がある。紙でやるのかと…

ファイナンシャル・プランナー検定、受けてみることにした

最近、ゼミ室にいるとお金の話をよく耳にする。 というのも、同期の現職さんが教員に関わるお金の本を西川先生と一緒に執筆中なのだ。 教員のお金に関する本を書いてます。なんとか形になってきた。給料の仕組み、年金、教員の投資…こんなことも書いて!こん…

授業はきっとちょっとしたコツやトライアンドエラーの積みかさね

上越教育大学の教職大学院は、学校連携プロジェクトを通して学校現場での経験を積むことができるという点で、かなりのアドバンテージを得ることができると思う。 教育実習は長くても4週間だが、学校連携プロジェクトは4ヶ月もの間、週に2~3日のペースで現場…

『お父さんがキモい理由を説明するね』(中山順司)読了

『お父さんがキモい理由を説明するね 父と娘がガチでトークしました』 お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!) 作者:中山 順司 発売日: 2014/04/16 メディア: 単行本 もう、タイトルの時点でおもしろい。 あと、私は…

私の研究で明らかにできることの中で、学校の先生のニーズに沿うものって何なんだろう?

とりあえず研究は進めているものの、うろうろと迷走している。先が見通せない。 西川先生からいただいたアドバイスをもとに何かしら進めているけど、先生の手のひらの上で転がされているだけな気がする。その先に行かないと、感動するようなものは作れない気…

引っ越しても絶対に連れていくモノ

今日は教育委員会に提出する履歴書等の必要書類の締切の日だった。 初任の勤務先はどこになるやら。 「県内出身者は地元から遠いところに飛ばされる」というまことしやかなうわさが流れる一方、「最近は遠方に飛ばされると精神を病んでしまうから初任は地元…

謝りっぱなしの私は生徒たちにどんな言葉を残せるのだろうか

今日は朝から生徒に謝ってばかりだった。 ・採点ミスしててごめん ・みんなの実態を把握しきれてなくて、中間と期末で難易度が大幅に変わってすみません。特に今回の期末は平均点低かったから心配だった人もいたよね。 ・(『学び合い』の授業で)時間設定失敗…

結果がふるわなかったことにどこか安堵する自分にモヤモヤ

非常勤先の期末考査の結果が出そろった。 どのクラスも想定していた平均点を5点ほど下回る感じだった。 前回も今回も生徒たちの実態をきちんと見取ることができていないなとヘコんでいる。 前回の中間考査が想像以上によくできたので、成績をつける関係上、…