「Raise your Flag」のファシリテーター養成講座に参加することに決めた。
年明けから毎週木曜の夜にオンラインで学び、実際にワークショップを作ることになる。
今までリーダーとか司会とか、そういう役割が苦手だった。
話し合いや会議でも、「そこそこ字がきれい」という自身の武器(?)を遺憾なく発揮し、書記に収まることがほとんど。
リーダーや司会になったとしても「絶対に私より適任がいるよなぁ…」と内心思っていた。
ファシリテーションの必要性を痛感したのはコロナ下になってから。オンラインで何かをすることが一気に増えて、対面では"なんとなく"うまくいっていたことがとたんにうまくいかなくなった。
私が所属する西川研究室では、今年の5月以降オンラインでゆるーく話す場を月に2度ほど開いてきた。そこでも、なかなか場の雰囲気を作るのが難しいなと感じていた。
また、今年は西川研究室主催の越後『学び合い』の会をオンラインで開催したのだが、分科会のファシリテーションをしたときに、私の中の「あぁ、私はファシリが下手くそだ」という思いは決定的になった。
ゼミ室の私の隣には同じ研究室の後輩が座っている。彼女は大学生のときからさまざまなワークショップやイベントの運営に携わっているので、ファシリがすごく上手。
その彼女がこんなツイートをしていた。
『学び合い』って教師のファシリの力って必要なんかな〜?必要だったらどこまで極めればいいんだろ??
— あやね (@UON1204) 2020年12月13日
『#学び合い』
『学び合い』に出会ってから、教師主導で進めていこうという気は全くと言っていいほどなくなった。それでも、実際に『学び合い』の授業をしていて、ある程度ファシリテーションの力は必要だなと感じている。
ファシリテーションはざっくりだけど「場を整える」ことというイメージがあるので、その部分は『学び合い』とつながってくるのかなと思う。
先日、Raise your Flagの志藤さんとファシリテーション講座を受講するにあたっての面談をさせていただいた。初対面かつZoomでの面談だったのだが、「すごく話しやすいなぁ」という印象だった。相手が話しやすいように聞くことができる人には憧れる。
志藤さんとのお話の中で特に印象に残っているフレーズは、
ワークショップのためのワークショップにならないように
ということ。
ファシリテーション講座は、最初の3回がインプットで、そのあとは実践編でワークショップをやってみるという構成になっている。何か持って帰れるものがあるような、何なら失敗するくらい挑戦した内容を、という意味の言葉だった。
自分に何ができるのかよくわからないけど、4月以降の現場でも活かせるような何かを持って帰りたい。
どんな人たちと出会えるのだろう?
どんなことを学べるのだろう?
もちろん不安なことも多いけど、でもワクワクがちょっとだけ勝っている、そんな感じ。