映画「えんとつ町のプぺル」を見に行ってきました。
心に響く作品でした。
思わず涙を流していました。
父親の紙芝居のお話を信じ続け、星の存在を夢見るルビッチと、ルビッチの話に耳を傾け、ともに行動するプぺルの姿は胸に迫るものがありました。
小さい頃は誰しも夢を持っていたと思います。
仮面ライダーになりたいとか、おジャ魔女ドレミになりたいとか…
それが小学校に入ると、「しょうらいのゆめ」としてスポーツ選手とか歌手とかお花屋さんなどの職業になってきます。
そして中学、高校と進むにつれ、「それじゃあ食っていけないよ」とか「お前には才能がないからやめておきな」という大人からの”お前のためを思っての忠告”によって夢はなりを潜め、いつしか「○○高校に行く」「□□大学に行く」というような進学目標が我が物顔で夢の領域に居座ることになります。
そう考えると、子どもたちが夢を持って生きていくには大人のマインドセットが必要だし、学校教育の果たす役割は大きいと感じます。
小さいころの夢をそのまま持ち続けてもいいし、その時々に応じて夢が変わってもいいと思います。
ただ、(今のところですが)私が教員として関わる子どもたちにはその子なりの夢を持ち続けてほしいし、ワクワクして生きていってほしいと思います。
そして、人生山あり谷ありだけれど、生涯幸せに生きていってほしいと思います。失敗を恐れるのではなく、失敗してもまわりの助けを借り、立ち上がって前に進んでいける人になってほしいです。
そのために中学校の教員として何ができるのか、自分なりの考えを持って来年の4月から教壇に立ちたいと思います。