2020年、院生生活2年目の振り返り

2020年ももう少しで終わろうとしています。

今日は今年の振り返りをしてみようかと。

 

院生生活2年目の今年は怒涛の1年でした。M1だった昨年と比べれば余裕が出て落ち着くかなと思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。

 

・新入生の勧誘

・ゼミのみんなと本の執筆(『子どもが「学び合う」オンライン授業!』

・研究のためのインタビュー調査(100人以上)

・教員採用試験

・夏から冬にかけての非常勤講師生活

・学校連携プロジェクトで小学校に行く

・越後『学び合い』の会で分科会のファシリテーション

・論文の執筆

↑ざっと挙げただけでもこんなにたくさんやっていました。

私はどうやら泳いでないと死んでしまうマグロのように、常に何かしていないとダメなタイプのようです。

 

今年の最初に掲げた目標は、

①高速道路で運転できるようになる

②教員採用試験に合格し、進路を確定させる

③研究して論文を1本書く

という3本立てだったのですが、おかげさまで1つ残らず達成することができました。

 

論文はまだ学会用にまとめただけなので、紀要に申し込んだり、学習成果発表会の準備をしたりと年明けもいろいろとやることがたくさんありますが、とりあえず一息。

 

今年は自分自身と向き合い、自分の苦手なことに挑戦する年でもありました。

 

大学時代に「研究は無理だ…」とストレートで院に進学する選択肢を捨て、修論を書かなくてもいいということもあって上越教育大学の教職大学院に入ったはずなのに、いつのまにかどっぷりと研究につかり、気づけば論文を書いていました。

 

また、「ファシリテーションなんて自分にはできないなぁ…」という思いがどこかにあったのに、越後『学び合い』の会での分科会担当を「やります!」と言い、ぶっつけ本番でオンラインでのファシリテーションをやっていました(もちろん、事前にお話しされる先生とは入念に打ち合わせをしましたが)。

 

学校連携プロジェクトでも、免許を持っている中高ではなく、まったく未経験の小学校に行きました。私は4月から中学校で勤務する予定ですが、その前段階の小学校と中学校の先の選択肢である高校の現場で経験を積めて本当によかったと思っています。

 

大きく成長できた1年でしたが、おそらく一番の成長は「ためらわず、ただし敬意をもって人にお願いすることができるようになった」ことです。

 

私は人に頼むより自分でやってしまった方がいいと思ってしまうたちですが、今年は自分の力だけではどうしようもないことが次々と起こり、人にお願いをする経験を通してうまく人に頼る術を身につけることができたような気がします。

 

さぁ、来年はどんな年になるのでしょう。

少しワクワクしつつ、家族とともに年を越そうと思います。

 

それでは皆さま、よいお年を。