昔話法廷がおもしろい!

今年度担当している図書委員会の企画の一つに、学級文庫があります。

 

学校司書の方に選書してもらっているのですが、そのラインナップが素敵なのです。

普段自分では手に取らないような本に出会えます。

 

最近読んでおもしろかったのが『昔話法廷』です。

『昔話法廷』とは、「なじみ深い昔話の主人公たちが訴えられたら…?」という設定で作られた法廷ドラマをまとめたものです。

 

私が読んだSeason2には、「アリとキリギリス」、「舌切り雀」の3つが入っていました。

 

この『昔話法廷』の特徴は、判決の直前で終わることです。判決は読者に委ねられています。

 

もとはNHKが作成した番組なので、NHK for schoolに動画があります。

www.nhk.or.jp

モラルジレンマのお話なので、道徳の授業でも使えるかもしれないと思いました。時間があったら使ってみたいなぁ。

試合には普段の様子が如実に現れる

新人戦でした。

 

部員たちは懸命に戦っていたものの、結果は生徒たちにとってあまり納得のいくものではなかったようです。

 

ただ、試合の流れや結果を見ていると、普段の生活の様子がそのまま試合に反映されているなと感じました。

 

そして、私の指導の甘かったところも、生徒たちの言動に現れているなと反省…

 

思ったことを率直に語り、明日からまた仕切り直しですね。

責任感の育て方

明日の新人戦の準備のため、今日の午後は出張でした。

 

忘れ物をしていたのを思い出し、準備が終わってから学校に戻ったら、荷物を抱えた部員たちが何やらもめていました。

 

声をかけたら、マネージャー用のエナメルバッグを誰が持つかで、一悶着あったようです。

 

「お前10秒で準備できなかったから、持ってって」

「いや、この前1年生が持ち回りで持ってくって決めたじゃん」

「じゃあ、○○持って帰って」

「忘れてもいいなら持っていってもいいですよ」

「あ、○○は忘れる可能性があるからダメだ」

 

生徒たちの話を聞きながら、ふと「責任感ってどうやって育っていくのだろう」と思いました。

 

自分の経験ベースになってしまうのですが、責任感のベースには「他者に迷惑をかけたくない」という気持ちが少なからずあるような気がします。

 

だとすると、他者のために自分に任された何かをするという経験の中で、責任感が育まれていくのではないでしょうか。

 

もちろん、特性などの影響で物事を忘れやすい人はいると思うので、配慮は必要です。

 

それでも「忘れやすいから任せない」のではなく、「忘れない方策をみんなで考えたうえで任せてみる」方がいいんじゃないかなと思います。

人生初の授業参観で『学び合い』っていいなぁと思う私

人生初の授業参観を終えました。

 

中2の「盆土産」という単元。

 

①漢字テスト

②エレベータートークで前回の復習

③ワークシートで作品の構成を表にまとめる

の3本立てでした。

 

最初の方は廊下にいらっしゃる保護者の方が気になりましたが、漢字テストが終わったころには生徒たちとの授業を楽しんでいました。

 

ちょっとだけ『学び合い』要素を入れたのも、授業を楽しめた要因かもしれません。

 

③のワークシートで作品の構成を表にまとめるところで、

・自力で教科書から語句を抜き出し、表にまとめる

  ↓

・席移動可、人に聞くのも可、の状態で全員が表を完成させる(その後の答え合わせで全員ができているか確認)

という活動を入れました。

 

仲の良いグループからはあまり抜け出せていないものの、生徒たちの動くこと動くこと。

 

「ここ何が入るの?」

「これわかる?」

「なんで○番は"土産"なの? "冷凍"じゃないの?」

「"冷凍"だと凍ったままのえびフライ食べたことになるじゃん」

「あぁ、そっかぁ!」…などなど、いろいろな発言が飛び交う教室。

 

その間をぐるぐる回りながら、

「自分の力だけじゃわかんないときは、人に聞くのも手だよ」

「今はテストじゃないんだから、みんなが納得できればいいんだよ」

「わかんないって言えるの強いねぇ」

と言う私。

 

極めつけは、普段ならタイマーが鳴ってからぞろぞろと自分の席に戻るのに、終了10秒前には全員が座っているという奇跡笑

「え、早すぎない?」と笑ってしまいました。

 

あぁ、やっぱり『学び合い』いいなぁと感じました。

 

私がやったことが『学び合い』かと問われると自信を持ってうなずくことはできませんが、今の私にとって持続可能な形なのかもしれません。

 

こんなことを、帰りにコンビニに停めた車の中で、かじるバターアイスのおいしさに悶絶しながら考えていました。

"やりたい子"は強い

音楽委員の生徒が「先生、これ決めなきゃいけないんですけど」と、音楽祭の役割分担一覧を持ってきました。

 

ピアニストは決まっているものの、指揮者やパートリーダー、ラジカセ係、当日のクラス紹介係、歌詞を模造紙に書く係…などなど、いろいろな係があります。

 

生徒「パートリーダーは話し合いで決めるか」

生徒「ラジカセ係は音楽委員なので私がやります」

生徒「歌詞を書く係いりますか? 印刷でもいいんじゃないですか?」

私「いや、でも去年の○組(=唯一金賞だったクラス)は手書きにしていて、ポイントとかを書き込んでたの、いいなと思って」

生徒「あぁ、確かに。じゃあ、私書こうかなぁ」

私「アンケートで決めなきゃいけないのは、指揮者とクラス紹介だけかな? アンケート作っておくから、明日の朝取って、その結果見て、音楽委員とピアニストで相談して指揮者お願いする人決めようかね」

生徒たち「そうしましょう!」

 

こんな会話を掃除前にちゃちゃっとして、その後の終学活で「明日の朝、指揮者アンケート取るよ」と予告。

 

アンケートの選択欄には、

・立候補します

・やりたい人がいなければやってみたいです

・立候補しません(が、協力します)

の3つを用意しました。

 

その話を学年主任との雑談の中で話したら、「うん、それがいい。やりたい子がやるのが一番。うちの子たちは自信持って「やりたい」ってのはあんまりいないからなぁ」とのこと。

 

"できる子"もそうですが、''やりたい子"は強いよなぁと思います。

来週走り切れるのか不安なものの現実逃避中の日曜の夕方

2日間錬成会が終わったものの、10月頭に校内締切の指導案がまだ7割ほどしかできていません。

 

それに加えて、来週の授業の準備も終わっていません(なお、火曜日は人生初の授業参観)。

 

そして、今週木曜は新人戦。

 

それでもちょっとだけ現実逃避中。

 

夏休み中にもっと授業準備しておけばよかったのかも。

 

でも、夏休みは休むことしか考えてなかったなぁ。

「他者を傷つけるかもしれないこと」が私の指導スイッチをオンにする

私はあまり部活中に叱ることはしません。

 

剣道部は根底に"礼儀"の2文字があるので、何か指導した際にふて腐れる部員はいないし、挨拶や返事もしっかりしています。その点はとても助かっています。良い部員たちです。

 

しかしながら、今日はかなり厳しく叱らざるを得ない場面がありました。

 

今日は錬成会だったのですが、割れた状態の竹刀を使って試合をしている部員がいたのです。

 

竹の繊維は細く裂ける上に鋭いので、それが目に入ると失明の危険性があります。

 

そのため、道具の手入れはこまめにするように指導してきました。

 

それにも関わらず、1年以上剣道をしている部員が割れた竹刀を使っていた上、予備の竹刀を持ってきていないことを知り、私の指導のスイッチが入りました。

 

・割れた竹刀を使うと失明の危険性があり、相手をケガさせることにつながる。

・だから、道具の手入れはこまめにしなければならないし、それが相手に対する礼儀。

 

ここまで話したのですが、その生徒が「やっちゃったなぁ」というような軽い感じの反応をしたので、このままではだめだと思い、さらに畳み掛けました。

 

・あなたがやったのは人を傷つける可能性があること。

・しかも、予備の竹刀がないなら、本来は試合を続けることができない。

・竹刀の手入れすらできないなら試合に出なくていい。今週の新人戦も出さない。

 

厳しい口調で一気に指導すると、さすがに自分のしたことの重大さがわかったのか、しゅんとしていました。

 

そして、錬成会の終わりに、「今日この後、竹刀を買いに行きます」と言って帰っていきました。

 

他者を傷つける可能性があることをした場合は躊躇なく指導する。

 

私の指導のスイッチの一つはここにあるようです。