尊敬する学年主任から「先生(=私)はすごい仕事量をこなしているけど、いったいいつ仕事をしているんですか?」と尋ねられました。
私の返答はと言えば「先生からもらったプリント使わせてもらったり、あとは家で仕事をしたりですかねぇ」。
その学年主任の先生は私の2倍以上の仕事を悠々とやってのけ、かつ周囲のフォローも欠かさないすごい方なのですが、その先生に「すごい量をこなしているね」と言わしめる私の仕事量とはいったい…
さてさて。
私が今の仕事量をこなせているのは、ひとえに「家で仕事をする時間が確保できるから」なのです。
子どももおらず、親の介護の心配をする必要も今のところなく、気にかける家族と言えば、私と同じレベルで家事ができる夫のみ。
持ち帰り仕事があるときは、夫に「今日仕事あるから食後の皿洗いお願いします!」と頭を下げ、自分の部屋にこもって仕事を片付けていると、皿洗いから洗濯まで終わっているという至れり尽くせり状態です。
今後、子どもを育てたり、親の介護をしたりするとなれば、今と同じ働き方はきっとできないでしょう。
そのため、今のうちにいろいろなことを経験して、自分の中にストックと見通しを持っておきたいと思っています。
ストックがあれば、自転車操業しなくても、目の前の生徒たちに合わせてアレンジすることで何時間分かの授業準備はすぐに終わります。
行事や分掌等の経験があれば、多少見通しを持って先のことまで準備しておくことができます。
自分の可処分時間のうち、ある程度の割合を仕事に割くことができる今、将来の自分を楽にしてくれるであろう経験を積んでおきたいです。