2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

怖い先生の方が有利?

「先生によって態度を変えるな!」とはよく言うものの、生徒の方はいたって素直である。 頻繁に”吠える”ような怖い先生には表面上だけでも従うため授業が成立する一方、若手でそれほど怖くない先生には見下したような態度を取り、授業が崩壊してしまうことも…

小中高休校について思うこと

全国の小中高等学校を3/2から休校にする要請が政府から出た。 生徒が学校に来るのは実質今日だけだ。 発表や報道が出たのは昨日の夕方以降だったので、現場は大騒ぎだったのだろう。 今日の午前中に個人研究の協力依頼のため連携校に行ってきたが、対応のた…

『マカロンはマカロン』近藤史恵

「本を選ぶときはタイトルや表紙のデザインで選んでしまうんですよねぇ。僕の悪い癖」(某刑事ドラマの主人公風) というわけで、私の本の選び方は「タイトルと表紙」命である。 大外れだったことはそんなにないのだが、選び方としてギャンブル感満載なのは…

未知との遭遇(私と『学び合い』篇)

昨日の記事に、ある方からコメントをいただいた。 「『学び合い』を自ら広めたいという気はさらさらない」という部分について、その理由を問うものだった。 コメントを受け、改めて文章を読み返してみて、「さらさらない」はさすがに言いすぎだったなぁと思…

マンガでわかる『学び合い』読了

『子どもに読ませたい教育書 マンガでわかる『学び合い』』は、同じ西川研究室のM2の現職さんが書いた本である。 『学び合い』の本は数あれど、 ①全編マンガであること ②子ども向けであること この2点で、他の本とは一線を画している。 今までの本は、イラス…

いやーな記憶がフラッシュバックした時の対処法

人間は忘れる生き物だ、とよく言われる。 でも、嫌な出来事ほどよく覚えているものなのだ。 失言した、とか 遅刻した、とか LINEで誤爆した、とか 車庫から車をバックで出したら、ちりとりを破壊した、とか…etc. 最後のは私だけだろうけど、いやーな記憶の種…

部活に打ち込んでいた子は引退後成績が伸びる?

部活動の時間が長いほど、学力低下の傾向があるという分析結果が出たそうだ。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00010002-jomo-l10&fbclid=IwAR0sHBAw7LLE7q3AxwoK0XJjPHHlIs_lD-EpKljQVs015kE16YWvF7XL_Zw この記事を読んだ後、twitterを眺めて…

SCHシンポジウムin新潟に参加して

昨日の新潟小旅行の「表のお目当て」が、昨日の記事に書いた草間彌生展。 bookmarker330.hatenablog.com 表があれば裏もある、というわけで。 裏のお目当てが、「SCHシンポジウムin新潟」 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)やSGH(スーパーグローバルハ…

草間彌生展@新潟市美術館

本日は新潟小旅行。 新潟県民は新潟県内にいるのに、「"新潟"行こう!」と言いがちである。なお、ここでの"新潟"とは新潟駅周辺の栄えている地域を指す。上越から行こうとすると遠いのだ。同じ県内のはずなのに。 今日のお目当ては、新潟市立美術館で開催さ…

プレバトの 秀逸な句に 舌を巻く

今日は久しぶりにプレバトを見た。 プレバトといえば夏井先生の俳句査定だが、マイファザーは夏井先生がどうも苦手だそうで、ここのところ家でプレバトが見られなかったのだ。 我が家は基本的に父親にテレビのチャンネル選択権がある。父親がテレビの前に居…

事実?意見?それとも…

今日は模擬授業の生徒役をした。 授業者は、5月から中学校で教育実習をする同期。中学2年生を想定した説明文の授業だった。 次の授業で要約をすることをふまえ、「事実」と「意見」を分けて捉えるという授業構成だった。 よくある判別方法として、文末の表現…

百人一首、おもしろいなぁ

本日は音声言語研究会。 この前は「ラップで他己紹介」という攻めた内容だったのだが、今回はオーソドックスに百人一首大会。 実際に競技かるたをしている方をゲストに、みんなで源平戦をやった。 ポーカーもスピードもできず、大富豪のやりかたは最近になっ…

「お金」は自分の人生を自由にするための「おあし」

少し前に田嶋陽子さんの記事を読んだ。 https://amp.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2020011802000254.html?__twitter_impression=true 「カネ、カネいうな、って言われるけど、お金は『おあし』っていうでしょ。自分で自分の人生を自由に選ぶため…

『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』読了

『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた ーあなたがあなたらしくいられるための29問』を読んでみた。 一橋大学社会学部の佐藤文香先生監修で、佐藤先生のゼミ生が書いたものである。 「ジェンダー」と言うと、とっつきにくいイメージがあるかもしれな…

学校支援プロジェクトセミナー、無事終了

本日は学校支援プロジェクトセミナー。 私が在籍する教職大学院では、全ての院生が後期にあたる9〜12月の間に「学校連携プロジェクト」に入る。 長めの教育実習のようなもの、と言えばわかりやすいだろうか。 連携校のニーズを受けて連携テーマを決め、チー…

"同志"チョコ笑

今日はバレンタインですね。 バレンタインに限らず、日本人は、他の文化のイベントを取り入れ、日本風にアレンジし、商業ベースに乗っけるのが本当に上手だなと思う。 クリスマスしかり、ハロウィンしかり。 私もご多分に漏れず、商業ベースに乗っかっている…

我が妹は上客なり

先日、妹から「お家用エプロン」のオーダーがあり、今日の午前中で作成。 出来上がったものがこちら↓ オーダー内容は、 ・シンプルなエプロン ・色は生成り 条件も少なく、わりと自由のきくオーダーだったので、ポケットで遊んでみた。 妹は柴犬が大好きなの…

映画「ヲタクに恋は難しい」の感想

今日の午前中、映画「ヲタクに恋は難しい」を見に行ってきた。 https://wotakoi-movie.com/ 映画化されると聞いてからずっと見たいと思っていた。 『ヲタクに恋は難しい』は、主人公の桃瀬成海が中途採用先で幼馴染の二藤宏嵩と偶然出会い、付き合い始めるお…

確定申告に初挑戦!

今日の午前中、我が家で「確定申告講座」が開かれた。 母、教える人。 私、習う人。 私の場合、昨年の3月まで決まった収入があったが、仕事を辞めたために4月から実質無職になったので、「確定申告をした方がお金が戻ってくるんじゃないか」と母が判断したた…

自己承認欲求のカタマリ

昨日のブログの記事に、西川先生からコメントが届いた。 bookmarker330.hatenablog.com まさか西川先生からコメントが飛んでくるとは思わず、びっくりした。 でも、ちょっとうれしかった。 いや、正直に言おう。 かなりうれしかった笑 偶然かもしれないが、…

『学び合い』群馬の会の個人的振り返り

昨日、『学び合い』群馬の会に参加してきた。 これで外部の『学び合い』の会に参加したのは2度目。思い切って普段いるところから外に飛び出すと、いいことがたくさんある。 ・多種多様なつながりができる ・自分の考えを相対化して捉えられる ・仲間がたくさ…

『学び合い』群馬の会に行ってきた

今日は群馬で開催された『学び合い』の会に参加してきた。 西川先生が講演するということもあり(?)、西川研M1の参加率はいつになくよかった笑 西川先生の講演の後、3人の先生方からそれぞれ実践報告があった。 子どもたちが夏休みの正しい過ごし方について、…

"真剣な"交際って何だ?

大阪府が青少年健全育成条例を改正し、真剣交際以外は違反となるというニュースを目にした。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200202-OYT1T50085/ 言葉が専門なだけあって、違和感を持つとずっと気になってしまう。 「性交渉がない=真剣な交際」とい…

「はなしあい」はむずかしい

感情的になって、互いが自分の考えを一方的に言い合うのは"話し合い"ではない。 とりあえず、まず落ち着く。 自分の考えを整理する。 相手の話をよく聞いて理解する。 これらが土台になければ、ただのエゴの押し付けあいである。 その上でお互いにとってベタ…

研究、一歩前進

今日は、個人研究への協力をお願いしている学校の進路の先生とお話をする機会をいただけた。 進路担当の先生が、前期まで同じ教職大学院の科目等履修生で、グループワークでご一緒したことがある方だったのでびっくり! 思わぬところで縁があり、繋がってい…

本日は西川ゼミ開放日♪

本日は、月に一度の西川研究室の開放日だった。 開放日は全国各地からいらっしゃる方々に『学び合い』の授業を見学していただき、その後懇親会で西川先生やゼミ生と話す機会を作る。 開放日は、事前のメール対応や送迎、懇親会の買い出しなど、準備や運営は…

生徒の前で涙は見せない

涙を流すことには浄化作用がある。 悲しい映画なんかを見て、泣いてスッキリするというのは涙の浄化作用によるものだ。 ただ、スッキリはするものの、涙を流すに至った原因は変わらず存在していることの方が多い。 講師3年目の時はかなりキツくて、授業中に…

くるりと顔を出す

「青天の霹靂」とはよく言ったもので、予想もしない出来事は突然目の前に姿を現す。 今日、久しぶりに"霹靂"が降ってきたのだが、こんなとき、愛読書であるあさのあつこさんの『ガールズ・ブルー』のこの一節を思い出す。 「こういう時、なんにも知らないん…

借りた本と買った本

私は本が好きだ。 ただ、「本を買うと読まない」という変な癖を持っている。 おそらく、買うことによって自分の手元にあり続ける安心感ゆえに、買った本ほど読まないのだろうと思っている。 社会人になるまでは自由になるお金が多くはなかったから、もっぱら…