生徒の前で涙は見せない

涙を流すことには浄化作用がある。

悲しい映画なんかを見て、泣いてスッキリするというのは涙の浄化作用によるものだ。

 

ただ、スッキリはするものの、涙を流すに至った原因は変わらず存在していることの方が多い。

 

講師3年目の時はかなりキツくて、授業中に話しながら泣きそうになることが多かった。

でも、涙を流している姿は、卒業式以外では生徒に見せたことがなかったと思う。

 

「泣いたら負け」と思っていたのもあるし、授業中に泣いたところで何も解決しないからだ。

 

今考えれば、『学び合い』に興味を持ったのも必然だったのかもしれない。

『学び合い』は教師も生徒も幸せに生きていくために(今のところ)必要なものだと思っている。

 

授業中に、苦しくて、悔しくて、悲しくて涙を流す人が一人でも減ればいいなと思う。