草間彌生展@新潟市美術館

本日は新潟小旅行。

新潟県民は新潟県内にいるのに、「"新潟"行こう!」と言いがちである。なお、ここでの"新潟"とは新潟駅周辺の栄えている地域を指す。上越から行こうとすると遠いのだ。同じ県内のはずなのに。

 

今日のお目当ては、新潟市立美術館で開催されている「草間彌生展」

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まさか、新潟で草間彌生さんの作品を見ることができるとは思っていなかったので、大学院の同期から展覧会の話を聞き、行きたいなぁと思っていたのだ。

 

草間彌生さんと言うと、真っ先に出てくるのは水玉だと思う。

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↑水玉柄のカボチャが特によく知られている。

 

水玉はもちろんだが、網目も繰り返し出てくるモチーフであることは今回の展覧会で初めて知った。

 

また、「永遠」や「無限」というのが作品の根底にあるのだなと感じた。

 

水玉や網目は草間彌生さんが感じている幻覚を元にしており、幻覚はおそらく一生ずっと続くものなので、永遠や無限といったタイトルの作品が多いのかも、とふと思った。

 

まとまった数の草間彌生さんの作品を見たのは、3年前に国立新美術館で開催された「草間彌生 わが永遠の魂」展以来である。

3年前のはカラフルで大きなパネルが壁面を埋め尽くす展示に息を飲んだ。

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一方、今回はモノトーンの作品が中心で静謐な空間が広がっていた。

 

今回は一人で行って正解だった。抽象的な絵は、自分の頭の中でイメージを広げたいので、自分のペースでじっくりと見ることができてよかった。