ヨシタケシンスケ展かもしれない、行ってきた

万代島美術館で開催されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。

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ヨシタケシンスケさんは、私の推し作家さんの一人です。

 

ゆるいながらも特徴を押さえたイラストと、普段なら見落としてしまうような日常を鋭く切り取る視点。

 

ヨシタケシンスケさんの絵本は、将来自分の子どもが生まれたらぜひ一緒に読みたいです。

 

展覧会で圧巻だったのは、3メートル以上はありそうな半円形の壁一面に、ヨシタケシンスケさんが今まで書きためたスケッチがびっしり展示されていたものです。

 

日曜日で人が多かったため、スケッチ1つ1つをじっくりと見ることはできませんでした。それでも、あるスケッチに書かれていた「自分の気持ちを翻訳して言葉にしている 人はだれでも翻訳家なのだ。」という言葉は、当たり前のことではあるのですが、印象に残りました。このことに気づいて、言葉にできるというのがすごいと思います。

 

また、会場にはヨシタケさんが描いた人物のイラストの口の部分にリンゴ型のボールを投げるアトラクションや、人の顔を感知すると顔の部分がヨシタケさんの絵本『りんごかもしれない』に出てくるりんごに変化する仕掛けなど、親子で楽しめる工夫もありました。

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そして、展示の最後には「あなたのみらいはこれかもしれない!」という占いのような企画が。

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私も引いてみたら「すごーくながいき」のカードが出てきてうれしかったです。

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スケッチや立体の造形物、アトラクションなど、いろいろな形でヨシタケシンスケさんの作品の魅力を知ることができました。