直江津にできた無印良品内にあるMUJI BOOKSに行ってきた。
直江津の無印には昨日初めて行ったのだが、見惚れてしまって結局何も買ってこなかったので、今日もう一度行ってみた。2日連続で行きたいと思う本屋さんは初めてかもしれない。
何に見惚れたかと言うと、"本の魅せ方"である。
スペースが広々としていて余裕があるためか、本や雑誌の表紙が見えるように置いてある。
本を"ジャケ買い"することが多い私は、もうこの時点でワクワクが止まらない。
本棚で通路ができていて、さながら本の迷路に迷い込んだよう。
展示方法も他の書店とは異なり、テーマごとに並んでいる。
アートがテーマの棚には、画集やアートをテーマにした新書、鑑賞に関する本など、普通なら一緒に並ばないだろうなと思う本たちがまとまってそこにいた。
本棚の脇に、本の一節とその本がディスプレイされているのも素敵!
また、至るところにソファやベンチが設置されていて、小さな子が声に出して絵本を読んでいるのをお母さんやお姉ちゃんがニコニコしながら見ていたり、買った本をじっくり読み進めている人がいたりして、本を介した豊かな空間が生まれていた。
私が特に気になったのは『アーブル美術館 大贋作展』と『空からのぞいた桃太郎』の2つ。
今まで無印に本のイメージはなかったのだが、直江津のMUJI BOOKSには素敵な空間が広がっていた。
「いい言葉とともに暮らすこと」がコンセプトのよう。
私は歌うのも絵を描くのも苦手なので、表現方法はどうしても言葉に頼ることになる。
だから、言葉を大切にしたいし、いい言葉に囲まれていたい。
いい言葉たちに囲まれるため、時折MUJI BOOKSに行こうと思った。
なかなか自由な移動が叶わないご時世ですが、上越に来る機会があればぜひ。