Raise your Flag⑦(そういちろう・かずぅ・たくみの挑戦編)

息をするようにアウトプットをする大学院生、しーちゃんです。

 

今日は先週のそういちろう・かずぅ・たくみの実践のリフレクションです。

ワークショップのファシリだけではなく、モデレーターや会議進行など、今までにはないファシリの形を実際に目にすることができました!

3人ともお疲れさま。ありがとう。

 

 

そういちろう:護身術から学ぶ命の守り方

そういちろう自身が空手をずっと続けているところからこのワークショップのテーマが出てきたのだろうと思うのですが、自身の大切にしているところからスタートしているのが素敵だなと思いました。

 

私もいわゆる護身術と言われるものをやったことがあったので、他の人よりは護身術をイメージしやすかったと思いますが、ワークショップの最初と最後で護身術の捉え方が大きく変わりました!

 

護身術の捉え方が大きく変わったのは、チェックインの影響が大きかったです。1つ目の「この写真の中で護身術につながるものは?」という問いでは、まさか「靴が玄関にきちんと並んでいること」が答えだとは思いませんでした。「靴がきちんと並んでいれば、例えば強盗が家に入ってきたときでもすぐに靴を履いて逃げられるから」とのこと。たしかに…

 

護身術というと敵に立ち向かうというイメージが先行しがちなのですが、”命の危険に備える”ということの方が重要なのだそう。そういえば、私が合気道やってたときも「変な奴が危害を加えてきそうだったらとっとと逃げろ」と言われたなぁ…

 

そして、2つ目の問いが「素早くパンチをするためにはどうすればよいか?」。各自で考えた後、チャットで一斉に答えるという形式でした。みんなの答えも、

・木から次々落ちてくる落ち葉を全て掴む様な速さで

・自分が蜂のように刺す

・自分が一番強いんだって思いこむ

・元カレを殴る想像をして殴る

などなど、どれも個性的。しかし、残念ながら正解は出ませんでした。

 

正解は「相手と握手するように手を出す」

「握手をするように手を出す→敵対ではなく調和→人との関係がよくなる→身を守ることにつながる」という流れらしい。この答えには目からうろこでした!

 

TTPポイント

①具体的でわかりやすい声掛け

みんなが考えている間、「実際にパンチして考えてみよう」などと声掛けをしているのがいいなと思いました。そういちろうの具体的でわかりやすい声掛けは真似したいです。

②メッセージが繰り返し出てくるのでわかりやすい

「命の危険に備える」「敵対ではなく調和」といった、そういちろうが伝えたいことが折に触れて出てくるので、このワークショップのねらいが明確でわかりやすかったです。

 

だいちさんより

(☆:よかったところ/♡:パワーアップポイント)

☆個人的に好きなワークショップ!

 ワークショップを受ける前と後で考え方が変わるところがいい

☆「素早くパンチするにはどうすればいいか?」という問いに対する「握手するように手を出す」という答えは、誰もが納得するし多くの人にとってわかりやすい

♡最初に自分の話の説得力を上げるための何かを入れると良い

 例)自身の空手の実績を話す/情報のソースを示す

もっぴーさんより

☆話す様子が板についていて、いいリード

☆構成がシンプルで余計なものがない

→ルールやねらいは常に必要というわけではないので、最適解を探していくとよい

☆引きの強いストーリーを最初にもってきている(今回であれば握手のエピソード)

♡ワークショップで考えたことを日常につなげるワンステップを仕込めるともっとよいかも

 

 

かずぅ:自分の夢がテーマのトークライブ(ゲスト:だいちさん/なおみ)

瞑想から始まったかずぅの実践はなんとトークライブ!

ゲストの話を聞きながら思ったことをチャットに書いてほしいとのことで、チャットを使う練習として自分の好きなみそ汁の具を書いていくというアイディアがおもしろい。

 

そして、トークライブのゲストはだいちさんとなおみでした。テーマは「自分の夢」について。

①どういう人生を歩んできたか

②あなたの「夢」は?

③「夢」と「現実」との向き合い方

の3本立てで進んでいきました。

2人の話は本当におもしろくて、聞いていてワクワクして、聞くことだけに集中していたのでメモがほとんど残っていない…残念…

 

かずぅ自身が話すのがそもそも上手いのもあって、ゲストが2人ともワクワクしながら話しているのが印象的でした。

 

TTPポイント

①ゲストの話を引き出したりまとめたりするのが上手

私はそこまで話すのが得意ではないので真似できるかどうかはわからないけど、ゲストの話からキーワードを拾って話を引き出したりまとめたりするのは真似したいポイントだなと感じました。

 

もっぴーさんより

☆かずぅの人柄・明るさ・人懐っこさは人前で話すのに向いている

☆「なぜこの場を作ったのか」というメッセージを最初に持ってきている

♡自分のエピソードがあるとより説得力あり

 例)自分もこんな夢があったけど、こんな理由で諦めてしまったことがあった

♡モデレーターはゲストの話を引き出すのが大事

→ゲストだけが使っている抽象度の高いワードを聞き返して咀嚼できるともっとよくなる

 例)「お話の中で○○っていう言葉が出てきたんですけど、それってどういうことなんですか?」

だいちさんより

☆アドリブで冒頭に瞑想を入れるなど、雰囲気を作る力がある。「このまま進んだらマズい!」と感じる力に加えて、それをリカバーしたり修正することができている。

♡アドリブ力が高い=準備をサボりがち

→これ以上ないくらいしっかり準備して臨むと、次のステージが見えてくる

 

 

たくみ:第1回RYF C日程緊急会議

たくみは会議進行にチャレンジ!

 

チェックインとして「折り返し地点に立って、今どんな気持ち?」というのをみんなでジャムボードを使って共有しました。その後の会議でジャムボードを使うことを予告しておき、慣れるためにチェックインにジャムボードを使う活動を入れるという設計がいいなぁと思いました(私はできなかった…)。

 

そして、今回の会議のテーマは「noteを提出できていない問題」。

Raise your Flagでは、講座の振り返りをnoteに書いてシェアしようというフリーワークがあります。その提出率が下がっているのはみんなうすうす気づいていたことでもあるので、それをテーマに持ってくるのがうまいなぁと思いました。

 

2グループに分かれてジャムボードに意見を出し合ってグルーピングしたあと、全体でそれを見ながら話し合いました。

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全体で話したことをメルちゃんがまとめてくれたんだけど、メルちゃんのまとめ方が素敵!(「紙」ではなく「神」になってるのはご愛嬌笑)

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「こういうまとめ方好きだなぁ、できるようになりたいなぁ」と思いながら見ていました。

 

TTPポイント

①発想がおもしろい

ファシリテーションというと自分の中ではワークショップのイメージが強かったのですが、会議進行もたしかにファシリの力が必要だなと思ったし、会議進行に挑戦しようというたくみの発想がおもしろいなと感じました。

学校現場では山のように会議があるので、そのうち私もファシリのように会議を進めていく立場になることを考えると、会議進行についてもっと知りたいと思いました。

②テーマには直接当てはまらない人への配慮

今回の会議のテーマは「noteが出せていないこと」についてだったので、note皆勤賞の私は最初何をすればいいんだろうと思っていました。しかし、それに関してもきちんとフォローがあり、安心して会議に参加することができました。

 

だいちさんより

☆努力の方向性が正しい。こうしたファシリを繰り返すといいファシリができるようになりそう

♡人は基本同時並行で作業をすることができない

→話を聞いてほしいときは「1回手を止めてね」と声掛けするなど、作業を切り分けるとよい

ファシリテーターである以上、自分がリーダーにならなければならない

→時には自分でまとめることも必要

♡「発言させてあげる」という考え方

→人間は本当はしゃべりたい生き物なので、話を振ったり環境を整備して話してもらったりすることで、会議が活性化する

もっぴーさんより

☆サポートが得意なので、あえてリーダーシップを発揮する会議進行に挑戦したのはナイストライ!

☆書記を引き受けてくれたメルちゃんに「ありがとう」とスッと言うなど、役割をもっている人に感謝する感覚

♡人は書いたことは話せるけど、書いてないことは話せない

→「これ書いてくれたの誰?」と聞いてみるなど、書いてくれた人に意見を聞くとよい

♡相手の言葉をすべてうのみにしない方がよい。「それってどういうこと?」という視点を持つとよい。

→同じ言葉を使っていても捉え方がズレている可能性があるので、疑問を持って聞く姿勢が大切。サマリー(要約)だけではなく聞き返しをするとよい

 

 

番外編:なぜ私はアウトプットを続けるのか

今回のたくみの実践ではnoteについて問題提起してくれたこともあり、改めて自分がアウトプットする理由について考えることができました。

 

私が毎日アウトプットしている理由は「楽しいから」「自分にとって得だから」の2つに尽きるのかなと思います。

 

私はもともと書くこと自体好きでしたが、大学院に入るまでは毎日のように自分が考えていることをアウトプットするようなことはありませんでした。大学院に入ってから周囲の影響でブログを始め、自分が日々考えることを言葉にしていくことで、自分の思いを言語化することって大変だし、時間がかかるし、時には痛みを伴うこともあるのだと知りました。でもやっぱり文字に残すことは私にとって楽しいことだし、それを他の人に読んでもらえるのも楽しい。だから続いているのかなと思います。

 

そして、ブログを日々綴り、それをFacebookTwitterでシェアすることで、様々な人とのつながりができました。私は人間関係に関して「狭く深く」タイプなので、自分から新しいつながりを作っていくことは苦手です。自分のアウトプットを通して新たなつながりができるのは自分にとってのメリットだから続いているのかもしれません。

 

あとは、単純に院生で時間があるからというのも大きな理由なんでしょうね。でも、4月以降学校現場で働き始めてもこのブログは続けようと思っています。それは、1年以上続けてきて「書くと決めている」からでもあります。これに関しては、ゼミの同期がブログでまとめてくれていました↓

毎日こうして投稿できている理由。 - 自分らしく生きる (hatenablog.com)

 

おっと、気づいたら4000字を超えていたので今日はこの辺で。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!