花束を君に(なおみと私のワークショップ・準備編)

みなさん、こんにちは!

Raise your Flag3期生のしーちゃんです。

 

先週、なおみと私のペアでやるワークショップの実践が終わりました。1週間前にだいちさんから「準備進んでる?」と聞かれて「何もやってません!」と元気よく答えてからというもの、合い間を縫ってなおみとミーティングを重ね、準備をしてきました。

 

花束を君に」というワークショップに至るまでの経緯を、準備編と本番編に分けて振り返ろうと思います。

 

ということで、本日は準備編です。

 

 

3月6日(土):最初のミーティング(本番まであと5日)

3月4日のRYFのときに「何もしてません!」と元気よく言った後、すぐになおみと連絡を取って最初のミーティングの日程を決めました。

このワークショップでやりたいことを各自考えてこようね、ということで私たち2人が持ち寄ったやりたいことの原型がこちら↓

【なおみのやりたいこと】

・自分を大事にできるワーク→対象者が難しいかも

・身の回りにあるものに目を向ける

(そばにいる大事な人、大切にしている思い出、言葉、もの、夢…etc.)

・当たり前に気づく、感謝

【私がやりたいこと】

・なおみと自分にしかできないこと

・授業以外の形式・内容のワークショップ

言語化、表現

・自分たちがやりたいことと参加者へのギフトのバランス(はるメルのワークショップに影響されて)

 

私のやりたいことがざっくりしていたのに対し、なおみの方は比較的具体的だったので、なおみのやりたいことをベースにすり合わせていくことに。

 

次にワークショップのゴールを考えました。ワークショップが終わった後、こうなってほしいというキーワードを挙げていくことに。

笑顔で終わりたいニコニコ幸せ空間落ち着いた感じではない自己内省(?)プラスに目を向ける今あるものに気づく感謝する日常につなげる世界観・テーマに一貫性を持たせるようなキーワード自分の思っていることを言語化他人と比べなくていいほめ合う今だからわかるいいところ探し

 

2日後にだいちさんとの1on1があるので、

①世界観・テーマに一貫性をもたせるためのキーワードを書き出しておく

②ちょっとだけ具体的なやりたいこと・流れを考えておく

の2つを宿題にしました。

 

 

3月8日(月):”2人のミーティング”からの”だいちさんとの1on1”からの”ゴエかおる&はるメルの実践報告会”(本番まであと3日)

だいちさんとの1on1の前に方向性を決めようということでお昼に集まった私たち。

【なおみのやりたいこと・キーワード】

・いろどる

・今あるものに気づく

・近くにいて自分を支えてくれた人

・今日1日で自分に関係してくれた人(LINEしてくれた人とか)の名前を書き出す

・色を塗る→白いものがカラフルに埋まっていく

【私がやりたいこと・キーワード】

・いいところさがし

・つぼみ=まだ自分が気づいていないor他人から見たいいところ

・春風になってつぼみを花開かせる

・花束を贈る

・いいところをシェアして残す(ジャムボード?)

 

なおみはセルフコーチングを学べる”Blooming Poppies”というワークショップに参加しており、その空間がとても心地よいのだそう。なおみがチェックインとして「こんなのどう?」と提案してくれたのは、Blooming Poppiesでのワークを少しアレンジしたもの。自分の経験をワークショップに落とし込もうとしている感じがしていいなぁと思いました。

 

私が出した「いいところさがし」は、「当日飛び込みで参加してくれた人のいいところが表面的なものになってしまい、居心地が悪くなってしまうのではないか」となおみが指摘してくれました。なおみの知り合いである2期生のかずまさんが当日来てくれる予定だったので、そのことも念頭にあったのかなと思います。こういう、自分だけでは気づかない視点からアイディアをもらえるのが、2人以上でワークショップを作っていくメリットのなのだと今回強く感じました。

 

「いいところさがし」自体は見送りになったのですが、なおみは「つぼみ」や「花を贈る」というキーワードをいいなと思ってくれたよう。そして、なおみは「チューリップの花言葉=思いやり」という世界観の核になりそうな情報を探してきてくれました。

 

2人でいろいろ考えて、

●今あるものに目を向けると自分のまわりにはたくさんのものがある

●今の積み重ねが未来につながる

→今を大事に生きていく

●花を贈るように言葉を贈る

というコンセプトが出てきました。

 

人だけではなく、身の回りのものや過去の思い出、好きな瞬間など多面的な視点で今あるものを捉えたいという思いがなおみにはありました。そのため、色分けした4つの枠に”今あるもの”それぞれ書き出すというベースができました↓

 

【だいちさんのコメント】

・ふわっとして終わりそう。「そうだよね、うん」で終わり。

→「気づき」「違う視点」を得られるかがワークショップの価値でもある

・もうちょっとチャレンジングな内容(2人にとって、参加者にとって)

→感情の動きがもう少しあるといい

・出てくる言葉の深さを考えると、言葉を贈る対象や贈る言葉の問いをもっと練った方がいい

【ゴエかおる&はるメルのワークショップ後日談】

はるメルの話を聞いて、1週間前から準備始めたけどなんとかなりそうとちょっと安心しました。そして、マインドマップを使ってお互いのやりたいことを把握すると良いと聞き、さっそく翌日のミーティングでやってみることに。

 

 

3月9日(火):マインドマップで発散→ワークショップの形に収束(本番まであと2日)

はるメルのアドバイスをもとに、真ん中に「2人のワークショップ」という言葉を置いてマインドマップを作ってみました。私のはこんな感じ↓

 

マインドマップで発散した後は、だいちさんとの1on1で出てきた宿題について考えるながら、ワークショップを設計していきました。

 

〈言葉を贈る対象は?〉

→身近な人/普段会いたくても会えない人/最近知り合った人/昔からの知り合い

実際に書き出してみると、「身近な人」の中には最近知り合った人も昔からの知り合いも含まれることが判明。実際にやってみるというのも大事なことですね。

Q:人のバリエーションを増やす?

〈どんな言葉を贈る?〉

→普段なかなか伝えられないこと/感謝の気持ち/今まで言えなかった秘密/「変だなぁ」とくすっと笑ってしまうクセ/愛おしいところ/許せるけどちょっと直してほしいなぁと思うところ…etc.

この辺はいろいろ挙げてみたものの迷走…

感謝の気持ちだとすると、だいちさんの指摘通り小学生の作文チックになってしまうので、感謝の気持ち+具体的なエピソードを入れるかという話に。

Q:いろいろ挙がったものの、どんな問いがいいのかなぁ?

〈ゴールはある程度決まっていたけど、ねらいは?〉

Q:そもそもゴールとねらいの違いって何だ?

 

「チェックイン→メインワーク(言葉を贈る対象を書き出す+手紙を書く)→全体でシェア→まとめ」というおおまかな流れが決まったので、なおみにはタイムスケジュールを考えてもらい、私はパワポ職人に徹することにしました。

 

 

3月10日:2人のミーティングでだいちさんとの1on1をサンドイッチ(本番まであと1日)

前の日のミーティングで出てきた質問をだいちさんとの1on1で聞いてみました。

ゴール=最後にありたい状態

    ねらいが伝わったらどうなる?

ねらい=誰のための何のための場を創るのか

    こちら側のwant(こうなってほしい・こうしたい)

 

言葉を贈る対象を誰にしようか迷走している私たちにだいちさんが投げた質問が、

どんなときに大事にされていると感じた?

というもの。

その問いに対する私となおみの答えに共通していたのが「困ったとき・つらいとき・苦しいとき」というワード。

だいちさんは、

ワークショップは自分が体験したことを参加者に追体験してもらうこと

という素敵なフレーズをくださいました。

軸になる問いが見えてきたところで1on1は終了。

 

手紙を書く時間は8分間で設定しましたが、1人に書くのと2人に書くのとではだいぶ違うので一度実際に書いてみたら?、というアドバイスをもらったので、翌日にやってみることにしました。手紙はチューリップの花の中に書くことに。

 

なおみとのミーティングを重ね、だいちさんからアドバイスや宿題をもらい、それについて考えていくことでワークショップがだんだん形になってきました。