Raise your Flag⑧-1(ゴエ&かおるの挑戦編)

みなさん、こんにちは!

Raise your Flag3期生(C日程)のしーちゃんです。

 

今週からペアでファシリをする実践がスタート!

トップバッターはゴエとかおるのペア。2人ともしっかり準備をするタイプなので(事前に7回も打ち合わせしたらしい)、よく練られた素敵なワークショップでした。

 

 

ゴエ&かおる:あなたは今日、記者になります!

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「今日はみんなによく聞いてほしい」ということで、まずは音を聞いて何の音かわかったらチャットに書き込むクイズをしました。

かおるが話している間にゴエちゃんがチャットに指示を打つなど、役割分担や連携もばっちり!

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最初の「ピンポーン!」という音は聞き覚えがあったのですが、結局わからず…

正解はこちらでした↓

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画像を見た瞬間「あぁ」となるこの感じ。東京にいたときはときどき残高不足で引っかかっていたのでおなじみでしたが、地元に戻ってきてからは電車に乗る機会がまずないので全然ピンときませんでした。

 

改札の音以外にも、ポテチを食べる音、たき火の音、雨の日のワイパーの音など絶妙なチョイス。

 

何問かやった後、クイズはレベルアップ。

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「カシャッ」という音と、消しゴムで消すような音…

正解は…

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カメラで写真を撮る音と、メモをする音でした。

そして、ここからメインへと移っていきます。

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「記者になったつもりでゲストの話を聞いてみよう!」というワーク。今回取材したのはこちらの方↓

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後ほどわかったのですが、ゲストのそいちゃんとゴエは同じシェアハウスで生活しているとのこと(そういうつながりがあったのね)。

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「パラレルワーカー」や「学校をアップデートする」など、自分にも興味や関わりがあるワードが多く、ワクワクしていました。

 

ゲストの話を聞く前に本日のお約束。

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「違和感新聞」というネーミングセンスが素敵。

そして、その「違和感」についての定義もなされていました↓

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普段当たり前のように使っている言葉でも、人によって意味やニュアンス、捉え方は少しずつ変わっていくので、ワークショップにおけるキーワードは事前にその定義を全体で共有しておくといいんですね。

 

そして、ゴエがモデレーターとしてゲストのそいちゃんの話を聞くパートへ。

パラレルワーカーとは「副業」ではなく「複業」のことです。そいちゃんは現在は契約社員としてアスノオトで働きつつ、個人事業主として週1,2くらいで自分の仕事をしているそうです。

自分で働くペースや時間、曜日を選べるらしいのですが、以前「いつでも働ける=いつも働かなきゃいけない」と思ってしまい、しんどかったこともあるそう。この「いつも働かなきゃいけない」と思ってしまうことを、「ワークアズライフ」というらしいです。初めて知った。

 

そいちゃんが「学校をアップデートする」というテーマを持ったきっかけは、自身の学校での経験なのだそうです。小学校は自分のペースでできるので「学びは楽しい!」と思っていたのに、中学校に入学した途端、評価されたりルールで縛られたりすることや、部活動での序列(1,2歳しか違わないのに)、いじめなどに違和感をもったとのこと。極めつけは、授業で友達が死んだ目をしながら話を聞いているのを見て「なんなんだ、この空間」と思ったのが原点なのだそうです。4月から中学校の教員になる身としては耳が痛い話ですが、「学校以外にも学びの場はある!」というそいちゃんの考えには共感しました。子どもたち一人一人が自分にあった形で学べる環境を作っていけたらいいなぁ…

 

ゲストの話が終わった後は、その話をもとに自身の持つ違和感について考え、ブレイクアウトルームでシェアするワーク。

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ワーク⑤の違和感のシェアのとき、いそぽんとはるかと同じブレイクアウトルームでしたが、はるかの違和感は「なぜ緑なのに青信号と呼ぶ?」というもの。ちなみに緑なのに青信号と呼ぶのは、昔は緑と青を区別せず「青」と呼んでいたかららしいですよ。「青葉」とか「青菜」みたいな言葉にもその名残があります。

 

そして、最後のメッセージが「違和感を大切にして人生を選択しよう」。日常の違和感って意識していないとそのまま流れていってしまうので、ときどきその流れをせき止めて考えてみるのもいいなぁと思いました。

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TTPポイント

①アイスブレイクからメインへの流れがスムーズ

参加していて、チェックインからメインへの流れが自然で、見事だなと思いました。「よく聞いてほしい」という一貫したテーマをもとに、日常の音に耳を澄ませるアイスブレイクからの記者になってゲストの話を聞いてみようという流れがスムーズで、メインの内容へスッと入っていくことができました。

その後のゲストの話を聞くパートでチャットを使ってもらいたいのでアイスブレイクでもチャットを使う設計になっていたおかげで、そこまで抵抗なく話を聞きながらチャットを送ることができました。

②ゴエ:モデレーターしつつチャット内容のタグづけができている!

モデレーターとしてゴエちゃんは事前にいくつかの質問を用意していたようですが、チャットに出てきたワードを拾ってタグづけしながら、話を進めていたのがすごいなぁと思いました。モデレーターは相手あっての存在なので不確定要素が多くより柔軟性が求められると思いますが、ゴエちゃんの臨機応変な対応には脱帽。おそらく私はあんな風にはできないだろうなぁ…

③かおる:めっちゃいい声!

そいちゃんもチャットに書いていた気がしますが、かおるの声と後半のワークの内容がぴったりでした。本当に落ち着くというか、いい声なんですよね。かおるがファシリをするとゆったりと考えることができるような気がします。声の出し方はある程度変えられるし、演じることもできると思いますが、自分の声質に合うワークショップを設計するというのもありなのかも。

 

 

もっぴーさんより

(☆:よかったところ/♡:パワーアップポイント)

☆言葉の咀嚼が丁寧(ゴエ)

→参加者を置き去りにしないよう、ゲストの話の中で特徴的な言葉や難しい言葉があれば言い換えていた(例「マイプロ→高校生の探求型学習(のサポート)」)

→ゲストの話をサマライズ(要約)できている

☆参加者を誘導しないようなファシリができていた(かおる)

→自分がリードしつつも参加者に委ねるバランスが上手

☆時間の巻き返しがスムーズ

→前半で時間を使ってしまったが、後半のワークを省略するなど臨機応変に対応できていた。「チャットにいろいろコメントを書いてくれる人がいたので、1つ目のワークは省略します」などと、参加者を置き去りにせずうまく後半のワークをカットしたりスキップしたりしていた。

♡「時間が押しているので」というフレーズはあまり使わない方がいい

→ゲストに気を遣わせたり参加者を焦らせたりしてしまう

♡ゲストに対する最後の問いは答えにくかったのでは?

だいちさんより

☆「アイスブレイク→モデレーター→ワーク」というワークショップの型がとてもいい。まわりも真似しやすい。

☆役割分担をしっかりして各々よくやっていた

♡モデレーターはゲストのどこをどのように切り取るか、事前にしっかり考えることが必要

♡参加者側がゲストの話をどう聞けばいいのか迷ってしまう感じだった

 

ゴエちゃん、かおる、お疲れさまでした!