Q:新任1年目を生き抜くには?→A:職員室で自分の居場所を作る

先週の金曜日の最後の学年ゼミと、その後の全体ゼミでの西川先生の言葉の中で、心に響いたというかホッと安心したフレーズがあります。

 

それは「職員室に居場所を作る」ということ。

 

西川先生の著書である『新任1年目を生き抜く教師のサバイバル術、教えます』に書いてあることではあるのですが、改めてその重要性を認識した感じです。

 

ゼミの同期がブログでそのことを書いていました↓

nbnl-takashi.hatenablog.com

 

新任1年目は失敗ばかりです。授業でも校務分掌でも部活動でも知らないことばかりで日々を乗り切ることで精いっぱい。そんなときに職員室で「大丈夫だよ」「自分もそういう失敗したことあるよ」と先輩の先生方に言ってもらえるかどうかは、教員として生き抜くことに直結します。

 

職員室で自分の居場所を作るためにはどうすればよいか。

その答えは上で紹介した本に書いてあります。

採用1カ月以内のあなたがじぶんでできることには何があるでしょうか?

それは挨拶です。具体的には、「おはようございます」「ありがとうございます」「すみません」「お先に失礼します」の4つの挨拶をちゃんとやることです。「そんなこと当たり前でしょ」とあなたは思われるかもしれません。しかし、それをちゃんとやれる新人はそれほど多くありません。(p.28)

 

そういえば、前の職場ではなるべくしっかり挨拶をするように心がけていた気がします。朝あった先生には「おはようございます」、質問に答えてもらったら「ありがとうございます」、ミスがあったら「すみません」、帰るときにまだ残っている先生がいらっしゃれば「お先に失礼します」…

 

そのおかげかはわかりませんが、私は職場では人に恵まれていたような気がします。特に1年目のときは、同じ学年団に”スーパー副担任”とでもお呼びしたいくらいのてきぱき仕事をこなす同世代の先生が2人いたので、その先生方にいろんなことを聞きまくって仕事を覚えていきました。

 

先ほどの4つの挨拶に加えて「私は今、何をしたらいいですか?」「何かできることはありますか?」と声をかけられたら、新任1年目はなんとかやっていけるような気がします。

 

今週中に配置予定先の学校で面談があります。

不安と期待が半々くらいですが、最初に訪問するときからしっかり挨拶をして、良好な関係を築いていきたいと思っています。