本日は学校支援プロジェクトセミナー。
私が在籍する教職大学院では、全ての院生が後期にあたる9〜12月の間に「学校連携プロジェクト」に入る。
長めの教育実習のようなもの、と言えばわかりやすいだろうか。
連携校のニーズを受けて連携テーマを決め、チームごとに学校現場に入って活動する。
今日は、そのプロジェクトの成果をお世話になった連携校の先生方や外部の方々に発表する会だったのだ。
私の担当は、当日配布する資料集に載せる原稿を作ることだったので、発表はしなかった。
原稿は、1月に開催された臨床教科教育学会の予稿をベースにした。ただ、予稿の段階では「詳細は当日発表する」だったので考察部分を一から作る必要があった。
締切間際までうんうん唸りながら原稿を書いてはチームのメンバーにチェックしてもらい、修正するという作業を何度も繰り返したのも、今ではよい思い出(?)である笑
西川研は4チームに分かれていたのだが、前日まで何度も発表練習を繰り返し、発表の仕方やスライドの内容をブラッシュアップした。
発表練習の際、私はわりと形式的な部分にしか目がいかなかったのだが、M2の先輩方はプレゼンの内容にも鋭く切り込んでおり、すごいなぁと感じた。(あと一年であんな風になりたいなぁ、と思いつつ、なれるのかなぁという一抹の不安も抱えている私)
発表用のスライドの細かなところにまで気を配るようになったのは、院に入ってからだ。
・文字や図の配置
・色づかい
・アニメーション等の効果の入れ方…etc.
挙げればきりがないが、「何を発表するか」はもちろんのこと、「どのように発表するか」も発表を成功させる上で非常に重要なファクターであることを学んだ。
練習の甲斐あって、多少時間オーバーしたところもあったが、どのチームもプロジェクトの成果をわかりやすく伝えることができたと思う。
また、質疑応答の際、連携校の先生方から「連携によってここが助かった」「こんないいことがあった」というようなお言葉をいただき、とてもうれしかった。
連携プロジェクトに関する西川研のミッションはただ一つ。
"連携校の先生方に「また来年も入ってもらいたい」と思ってもらえるよう行動すること"
とりあえず今年は、このミッションをクリアできたのではないかな、と個人的には思っている。