有意差が出ないのだ

個人研究において天啓が下りてきたと思ったのもつかの間。

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量的分析で有意差が出ない。

 

「企業で働く方のほうが高校の教員よりも働く際に必要な力としてコミュニケーション能力を重視している」

↑このことを言うために、属性とコミュニケーション能力の言及の有無で2×2のクロス表を作って直接確立検定を使って分析したのだが、明確な有意差は出なかった。

 

感覚では、企業で働く人のほうがインタビューにおいて「コミュニケーション能力」と答える人が多かった気がしたのだが、いざ分析にかけてみると有意差はない。けっこうヘコむ。

 

有意差を出すためだけに研究しているわけではないのだが、有意差が出ないと「君の思い過ごしでしょ?」と言われているような感じで「今までの私の努力はいったい…」と思ってしまう。

 

自分の主張を、有意差という学術論文において明確な根拠で支えたい。

 

もう一つの可能性にかけて現在さらに分析を進めているが、どうなることやら。

 

「とりあえず興味あることを調査してみたけどあんまり結果が出ませんでした。以上」という5年前の私の卒業論文のような研究から脱したい。研究として成果を出したいと思う。

 

研究は楽しい。でも同時に苦しくもあるんだなぁ、これが。