授業の話

明日は人生初の書写の授業(ドキドキ)

明日は人生初の書写の授業。 私はそれほど毛筆が上手ではないので、書写の授業は自身がありませんでした。 だから、書道が芸術の授業として単独で存在している高校の先生になりたかったのです。 しかしながら、中学校の教員になった時点で書写からは逃れられ…

「中学校に入学してから成長したと思うこと作文」クリスマスverやってみた

朝の学年朝会では、毎回各クラスの代表2名からスピーチをしてもらっているのですが、本日のお題は「クリスマスにほしいもの」でした。 本、部活の道具、お金、どこでもドア…などなど、バラエティに富んでいて、聞いていておもしろかったです。 学年朝会後の…

「お金と時間、どちらが大切か」という作文を添削していて、思わず口走ったこと

中1の授業で、「お金と時間、どちらが大切か」というテーマで作文書くという課題を出しました。 今回は「どちらも大切はなし」という条件だったので、生徒たちは「えー」と言いつつも一生懸命に考えて書いていました。 ・お金があればやりたいことができる …

「『竹取物語』の冒頭を暗唱するのはなぜか」に対する私なりの答えを生徒たちに語った話

今日は中1の2クラスで暗唱テストをしました。 テスト範囲は、『竹取物語』の冒頭。 1週間以上前に告知して、毎時間暗唱の練習をクラス全体でしてきただけあって、ほとんどの生徒がA評価でした。 よく頑張ったね。 暗唱テストが終わったあと、生徒たちに「な…

まずは教員が授業を楽しめるかどうかが大切なのかな

水曜日は初任研の日。 今日の授業後、初任研担当の先生に「先生自身が楽しそうだったので、それが生徒たちにも伝わったのかもしれませんね。国語好きなんだなぁというのが伝わってきました」と言われました。 今日は中3の授業で漢字テストからの百人一首、中…

授業中によく笑うようになったらしい私

初任研の先生から、「授業中によく笑うようになりましたね」と声をかけてもらいました。 今までそんなに笑ってなかったのかな…笑 ただ、それだけ余裕が出てきたということなのかもしれないですね。 わりと前倒しで仕事を進めることができているような気がし…

授業は帰納的アプローチか、演繹的アプローチか

中1の授業では文法の分野に入っています。 主語・述語の関係、修飾・被修飾の関係など、文節同士の関係についての内容です。 私は小学校での学習を確認しつつ、「文法マスターへの道」と題して主語・述語の関係について簡単に説明したあと、練習問題を解く…

練っていない授業に対する生徒たちの表情は実にシビア

自分では授業準備したつもりでも、実際に授業をしてみると「あぁ、まだまだ練られていなかったなぁ…」と思うこともしばしば。 そういうときの生徒たちの表情は実にわかりやすいです。 頭に「?」が浮かんでいます。 私はまだ力が足りないので、その授業時間…

些細なことでも生徒たちにプラスのフィードバックをするようになった結果

初任研の担当の先生から「生徒たちのことを褒めるようになりましたね」と言われました。 確かに、褒めることに対して特別感がなくなったというか、些細なことでも「いいな」と思うことがあれば声に出して伝えるようになった気がします。 「こちらに注目して…

評価基準が明確になると生徒たちは妥当な自己評価をする

「星の花が降るころに」という中1の作品で、題名にもある「星の花(=銀木犀の花)」が何を象徴するのかという課題を出しました。 最初のクラスでは、 A:銀木犀の花が何を象徴するのか簡潔にまとめられる+そう判断した理由が書ける B:銀木犀の花が何を象徴す…

少しは生徒の良いところを言語化して伝えられるようになってきたのかな

私はもともと高校にいたので、中学で勤務してみて、教員と生徒の距離感の近さに戸惑うこともしばしば。 まわりの先生方を見ていると、生徒たちの行動を丁寧に見取り、かつその場でプラスの価値づけをしていらっしゃいます。 悪いことをしたものの自分から申…

授業準備はゴールから逆算する

1時間の授業が終わった後、生徒たちにどうなっていてほしいのか、その姿を明確にする。 ゴールがはっきりしたら、そのゴールにたどり着くための課題・問いを考える。 シンプルだけど重要なこと。 それでも、重要なのに忘れてしまう。 日々の忙しさにかまけて…

授業が上手くいっていないときは逆転の発想で

昨日は絶賛ネガティブ期でこんな記事を書いたわけですが↓ bookmarker330.hatenablog.com ネガティブなときはお酒を飲まない方がいいし、飲んだ勢いでブログの記事を書かない方がいいですね、自戒、自戒。 さて、調子が悪いときはだいたい授業が上手くいって…

生徒たちのちょっとした良い行動をも見逃さず価値づけすることが『学び合い』の見取りにつながる

初任研の先生に授業を見てもらうと、さまざまな気づきがあります。 今日は「「次回の授業の話をするね」って先生(=私)が言ったとき、後ろ向いていたのにすっと前を向いた子がいたでしょ? そういうときに、「聞く姿勢すぐに作れるのいいね!」とか「こっち向…

学ぶ環境を整えてゴールを示せば生徒たちは自分で学んでいく

おおっぴらに『学び合い』ができない私が思いついた苦肉の策が、「ミッションが達成できたかどうかの規準を"一人一人指名して答えさせ、全員答えられれば合格"にすること」。 ゴールが明確になり、いつまでにやればいいかが示され、学ぶ環境が整えば、生徒た…

中3の国語の授業中に進路の話をした結果

平日の昨日が体育祭だったので、代休はなく本日も通常営業でした。 3年生の授業が2コマあったのですが、昨日の体育祭で全てを出し切ってしまったようで、お疲れな雰囲気が漂っていました。 しかもそのうち1クラスは午後に授業があったので、想像以上にテンシ…

フルの『学び合い』はできていない私の折り合いのつけ方は…

フルの『学び合い』はできないけれど、少しでもいいから『学び合い』の考え方を授業に取り入れたいと考える日々が続きます。 今日は1年生の授業で10分ほどの活動を入れてみました。 「大人になれなかった弟たちに……」という戦争をテーマにした作品で、次のよ…

2学期最初の授業は失敗談から

2学期最初の授業はゆるゆる始めるか、と思っていたのですが、体育祭の影響で授業がなくなりがち+定期テストが迫っていることもあり、通常スピードでいくことに。 ただ、最初の授業は少しだけ工夫をしました。 授業の枕に夏休み中の自分の失敗談を話したので…