授業が上手くいっていないときは逆転の発想で

昨日は絶賛ネガティブ期でこんな記事を書いたわけですが↓

bookmarker330.hatenablog.com

ネガティブなときはお酒を飲まない方がいいし、飲んだ勢いでブログの記事を書かない方がいいですね、自戒、自戒。

 

さて、調子が悪いときはだいたい授業が上手くいっていないとき。

 

振り返ってみたら、確かに上手くいっていませんでした。現在進行形で。

 

・授業中に、休み時間のおしゃべりレベルのボリュームでしゃべり始める(同時多発的)

・授業中に突っ伏して寝る生徒がちらほら

・立ち歩く生徒が出てくる

 

などなど、頭を悩ませる要素がいろいろと思い浮かびます。

だから、今日は逆転の発想で問題演習をしてみました。

 

しゃべり始めるなら、(合法的に)しゃべれる時間を作ればいい。

寝る生徒がいるなら、寝る子にも声をかけやすい状況を作ればいい。

立ち歩く生徒がいるなら、立ち歩いてもいい場面を作ればいい。

 

ということで、『学び合い』です。

 

対処療法的に『学び合い』をするのはちょっと?なんですけどね。

 

それでも、私がいちいち説明したり時間を区切ったりするよりは、よっぽど課題に取り組もうとしている気がします。

 

最初に「○分立ったら途中でも席に戻る。こちらが適当に指名して答えてもらうから、どれが来ても大丈夫なようにしておいてね」と伝えておけば、「答えられないのは嫌だ!」とばかりに問題とにらめっこし始めます。

 

まぁ、どの集団にもフリーライダーはいるもので、今日も、

A「B、一緒にやろー!」

B「えー、Bいつも私の写すだけじゃん」

といった声も聞こえてきます。

 

こういう場合、Bは上位2割であることが多いので、その子たちに向けた語りが必要になってきます。

 

今日は語りではありませんが、2回目の演習時間の前に「必要に応じて移動してもいいけど、受験生なんだからまずは自分で解けるようになるといいよね」と伝えたら、安易に移動してできる子のを写す、という姿が少し減りました。

 

また、発言が出るかどうかはクラスで心理的安全性が確保されている必要がありますが、全体に問いを振ってみても、なかなか発言が出にくいクラスもあります。

 

そういう場合は、

①先に自分の考えや答えをまとめる時間を作っておく

②全体に振るのではなく、こちらで指名する

 

この2つを意識するだけでだいぶ変わるなぁと思います。