ついさっき、「ザワつく!金曜日」という番組で”無断欠勤OKの会社”という特集をしていました。
その会社の名は”パプアニューギニア海産”。エビの加工をしている会社だそうです。
パプアニューギニア海産では、パートさんはシフト制ではなくフリースケジュール制なる働き方をしているそうです。働きたいときに来て、帰りたいときに帰るというシステムなのだそう。
「サボる人がいるのでは?」「コンスタントに製品を作れないのでは?」というような疑問が浮かんできます。実際は、パートさんも働かなければならないので出社するし、出来上がる製品の量のばらつきも、1カ月や1年という長い目で見ればだいたい大丈夫なのだそう。
無断欠勤は当たり前、そもそも遅刻という概念がない働き方には驚きました。
さらに驚いたのは、自分が嫌な作業はやらなくていいということです。
嫌いな作業の欄には×がついている「嫌い表」というのが貼ってあるそう。
他にも、
・挨拶は出勤・退勤のみ
・ほかの人の手伝い禁止
など、パートさんの声でできたルールがあるとのこと。
東日本大震災をきっかけにこのような働き方に変わったそうですが、
離職率が下がる→パートさんがみんなベテランになる→効率が上がる→製品がたくさんできる→売り上げが上がる
と、いいことづくめだったそうです。
働きやすさを追求するとこんなシステムができるんだなぁ、と目からうろこの連続でした。
来週になったら「こんな会社もあるらしいよ」って生徒に話してみようかな。