中学校と高校の違い

今年は新採用が私一人だけだからなのか、管理職が時折声をかけてくださいます。

 

今日も職員室でお昼を食べていたら、校長先生が「おい、○○さん(=私)、2学期始まってみてどうだ?」と話しかけられました。

 

「そうですね。楽しくやっています」と答えると、「そうかー。○○さんは経験あるしなぁ。でも中学校と高校だと違うだろう?」とのこと。

 

私はもともと高校の教員志望で、高校で講師をしていたこともあります。

 

今年度から中学校で働き始めて、両者の違いを肌で感じています。

 

一番戸惑ったのは生徒たちとの距離感です。高校生は中学生に比べれば大人なので、わりとドライなつきあいになりがちですが、中学生を相手にしていると心理的にも物理的にも距離が近いなぁと感じます。

 

そして、最近の悩みは副担任や授業担当など、関わりのある生徒以外に声をかけるのを躊躇してしまうこと。まずは気持ちのいい挨拶を心がけ、少しずつさまざまな生徒と関わりを持てたらなぁと思っています。

 

クラス内の学力差が大きいのも高校とは違うところかなぁと思います。高校は入試で選抜されるので、ある程度均質化された集団になりますが、中学校は学力も興味関心も実にさまざまな子どもたちが一つの教室に集まっています。

 

やりにくいなぁと思う反面、『学び合い』をするには良い環境なのかなとも思います。なかなか実践できていませんが…

 

中学と高校の違いを心に留めつつ、生徒たちの進む先を知っているという強みを活かしていきたいものですね。