先週、修学旅行の部屋割りを決めました。
男女それぞれ、部屋数と一部屋の人数を伝えた上で、「私がみんなにお願いする条件は一つ。みんなが納得する部屋割りにしてください。声が大きい人の意見が通るのは、私は好きではないです。同じ部屋で2泊するのはけっこう大きなことだと思うので、よく話し合って決めてください」と語りました。
そのあとは基本的に私が口出しすることなく生徒たちに任せたのですが、男女ともに思いのほかあっさり決まりました。
部屋割りのために授業1時間分とっていたのですが、10分もかからなかった気がします。
出来上がった部屋割りを見てみると、「あぁ、おさまるところにおさまっているなぁ」という感じ。
まわりのクラスの担任の先生方の話を聞いていると、事前の根回しやら配慮やらいろいろな準備をしてから部屋割りに臨んだそう。
その点、私はその日の朝に班長を呼んで、「今日欠席の子がいるから、その子に配慮してね。そして、全員が納得する部屋割りにしようね」と声をかけたくらいだったので、きっと恵まれているのでしょう。
部屋割りでもめないのはいいことなのかもしれませんが、それだけグループが固定化しているのかなぁとも思います。
学級経営って難しいなぁ。