昨年度は右も左もわからないような状況だったので、先輩の先生方の授業を参考にしながら、見よう見まねで授業を組み立てていました。
特に戦々恐々としていたのが書写の授業です。
私自身、そこまで毛筆が得意なわけではないので、どうやって教えればいいのだろうと悩んでいました。
案ずるより産むがやすしだったのは、過去記事を検索してみたらよくわかりますが。
去年は「口頭でポイントを説明したあとひたすら書かせ、最後の時間に作品を1枚提出+私はひたすら机間巡視」という、何の工夫もない授業でした。
今年は自己評価シートを作って使ってみました。
文字を書くときのポイントを、1つの文字につき3~4個提示し、チェック欄を設けました。
授業の終わりに各自1枚提出してもらい、次の時間の最初に自己評価をする時間を設定しています。本当は授業終わりにチェックしてほしいのですが、片付けの時間などを考え、次の時間の最初にやることにしました。
書写は試行錯誤の繰り返しです。
字を書く→お手本と見比べて違いや改善点を探す→違いや改善点に注意しながらもう一度書く→…の繰り返しです。
「自分はここはできているけれど、あの部分はまだできていないんだな」ということを明確にするためにも、わかりやすくはっきりしたチェックポイントは重要なのだと感じました。