とりあえず静かになるまで待ってみた

今日の5限は自分が担任するクラスで、担当教科の国語の授業でした。

 

最初からざわざわしており、立って歩き回る人、後ろを向いてしゃべる人、机に突っ伏して寝る人などなどいまして、なかなか授業は進みません。

 

副担任の先生から「授業中は静かになるまで進まないことにした」と聞いていたので、「試しに待ってみるか」と思い立ちました。

 

「音読をするので前を向いて口を閉じます」という指示を、しゃべる人がいなくなるまで静かに繰り返しました。

 

話している人には目線を向け、体が前を向いていない人には「◯◯さん、前を向きます」「□□さん、脚を机に入れます」と、ひたすら声をかけました。

 

そうしたら、数分後には誰も口を開かないようになりました。

 

私の音読中も、まわりにちょっかいを出したり、隣近所に話しかけたりする人は数人いましたが、それも目で合図をしたらやめることができました。

 

もちろん、寝ている人もいましたが。

 

ただ、同時多発的に勝手にしゃべり始める現状を考えると、驚くべき反応でした。

 

ここでプラスのフィードバックができなかったのは、私の痛恨のミス。

 

安心して学び、安心して過ごせる集団を作るためには、まず規律がしっかりしていることが大切だと思います。

 

試行錯誤しながら、担任するクラスの生徒たちと関わっていきたいです。