ICT研修の”これじゃない”感を言語化してみた

昨年度、勤務先でジャムボードの研修をしたときに感じた「これじゃない」感が言語化できそうなので書いておこうと思います。

 

ちなみに、その研修の内容はこちら↓

bookmarker330.hatenablog.com

 

研修では主に「ジャムボードだとこんなことができるよ」という話をし、実際に付せん機能を使って勤務先のよいところを挙げてグルーピングするというワークを体験してもらいました。

 

もちろん「こういうツールを使うとこんなことができるよ」という紹介も重要なのですが、タブレットの活用を進めるためには「そのツールをどのように使うか」「どのように準備するか」という視点も重要なのだと考えるようになりました。

 

授業で使うジャムボードを作成したとして、授業で使うためには生徒にそれを共有する必要があります。メールが使えないので、共有するためのツールとしてGoogleクラスルームを使うことになります。

 

そうなると、共有するためのクラスルームを作らなければなりません。生徒たちがクラスルームに入れるよう、クラスコードも控えて黒板に書けるようにしておきます。クラスコードの中に「m」と「n」、「l(エル)」と「1(数字の1)」など、区別しにくい文字が入っていたら、クラスコードをリセットして変えておく配慮も必要かもしれません。

 

そして、クラスルームができたら「課題」のところにジャムボードのリンクを貼ります。ここまでが授業前の事前準備です。

 

生徒の端末で実際に動作確認したり、起こりうるトラブルを想定し解決策を考えておくとより安心かもしれません。

 

この流れを実際にやってもらいながら身につけてもらう研修ができるといいなぁ、なんて考えたりもするのですが、果たして需要あるのかな。