以前、Kahoot!で定期テスト前の復習をしたという記事を書きました。
Kahoot!とは無料で使えるクイズアプリです。アプリでもブラウザでも使えます。
今回は中1の授業で新しい使い方を試してみました。
①チームモード
Kahootには大きく分けて、クラシックモードとチームモードがあります。
クラシックモードは、個人のデバイスで一人一人がクイズに参加する形式です。
今回やってみたチームモードは、チームでクイズに取り組む形式です。
無料プランだと共有デバイスで参加する形になります。
そのため、今回は班長のデバイスのまわりに集まるよう指示を出し、班ごとに参加してもらいました。
PINを入力する前にチーム名を決めさせた方がスムーズでした。
チーム名を入力し、メンバーの名前を入力すると、クイズに参加することができます。
クラシックモードとチームモードの違いは、問題が出題されてから答えるまでの間に、5秒間チームで考える時間が設定されていることです。
生徒たちは班長を中心に、わいわいとクイズに取り組んでいました。
授業後の振り返りでは「班のメンバーと協力して答えられてよかった」というようなコメントがいくつか見られました。
②treasure trove
期間限定で無料で使える「Treasure trove」モード。
クイズとゲームが掛け合わされたような感じでした。
問題をいくつか解くと、画面の中心に宝箱が登場し、宝石などのお宝のイラストが飛んできます。そのイラストが消える前にタップすると、そのお宝をゲットできます。骨や空き缶など、お宝以外をタップするとポイントがマイナスになるという仕組みです。
最初に制限時間を設定し、その時間内に問題を解き、宝集めゲームをします。
教師のデバイスだと、獲得ポイントに応じた上位5名の宝箱の画像が登場します。
最初にやり方を丁寧に説明しなかったためか、生徒たちの反応には温度差がありました。
これは複数人が同時にソロプレイするモードなので、自分のペースで進められるというメリットがあるなと感じました。
③生徒が作った問題を使ったKahoot
昨日、出張のため自習のクラスがあったので、「プリントが終わって、できそうな人はKahoot!の4択問題を作ってみてね。よくできている問題は次回やるKahoot!」という課題を出しました。
クラスの3分の1くらいの生徒が問題を作ってくれたので、それぞれ1問ずつ採用してカフートを作成しました。
誰が作ってくれた問題かわかるように、クイズの前に「第○問by□□さん」というスライドを入れました。
問題が出てくるたびに、生徒たちは「ねぇ、これ○○ちゃんが作った問題だよ!」などと話していました。
そして、授業後の振り返りの感想では「自分の問題が使われていてうれしかった」というコメントがありました。
実際に使ってみないと分からなかったことも多く、とりあえずやってみることって大事だなと思いました。