定期テスト前の授業内容は「テスト勉強」になりがちです。
5時間6時間連続でテスト勉強というのも、しんどいもの。
私は今回テストを作る必要がないので多少余裕があり、先週金曜のICT研修でKahoot!の使い方を知ったので、Kahoot!でテスト前の復習をやってみることにしました。
Kahoot!はベーシックなプランだと4択問題か○×クイズのみなので、それに合わせて問題を作るのには少し手間取りました。
テスト範囲の中から、1年生は竹取物語と漢字の音訓、2年生は徒然草と漢字のクイズをそれぞれ作り、生徒たちにやってもらいました。
最初は、「”カフート”で検索」→「ゲームPIN(7桁の数字)を入力」→「ニックネームを入力」というシステムに戸惑っていた生徒も、2回目をやるころには前のめりで取り組んでいました。
Kahoot!のよいところは、
・得点がランキングになり、その変化が1問ごとにリアルタイムで分かる
・大人しくコツコツ真面目に頑張っている子など、普段前に出ない生徒が上位に上がってくることが多い
・生徒が変なニックネームを設定した場合は、教員側ではじく(もう一度入り直させる)ことができる
Kahoot!の欠点は、
・正答するスピードが速いほど得点が高くなるので、瞬発力で適当に答える生徒が出てくる
・長文の選択肢を設定すると、教室のモニターで写したときに後ろの生徒が見にくいので、短い選択肢にする必要がある
授業最後の振り返りシートの記述を見ると、
・意外と解けたので自信になった
・1位になれて良かった
・思いのほかできなかったので、テスト前に復習が必要だと思った
・カフートで復習できてよかった
・またやりたい
などなど、評判は良かったです。
単元の終わりやテスト前に復習としてKahoot!を使うのはありだなと思いました。