今年の振り返り(結論:「全員が~」を実現するのは難しいけれど、できることをしたたかに継続せねばならない)

あと数日で今年も終わり、また新たな1年が始まります。

 

今年は「未知との遭遇・格闘」「変化」の1年でした。

 

初めて担任になり、分掌のトップになり、学活・道徳・総合の授業をすることになり…

初めてづくしで何が何やらよくわからぬまま、8か月走り抜けた感じです。

 

それでも私はまわりの先生方に助けてもらったので、何とかやってこられたんだろうと思います。

 

お隣には相談しやすい超ベテランの先生、近くには同じ国語科の先生、昨年同じ学年団でお世話になった先生もいらっしゃいます。しかも、隣のクラスは私と同じく初めて担任を持つ先生だったので、困ったときや仕事に追われているときは、お互い「大変だねぇ」と声を掛け合うことができました。

 

学級経営は「全員にとって居心地の良いクラスを作っていこう」と生徒たちに伝えてスタートしましたが、まぁそう上手くはいきませんでした。

 

1,2学期の間にいろいろと問題が起こりましたが、私にとって幸いだったのは、上位2割が私を見限らなかったことと、中間層の6割が「まぁ、担任の話は聞いておこうかな」と指示がとりあえず通る状態でいてくれたことです。

 

「全員にとって」を実現するのは非常に難しいですが、それでも生徒たちの10年後、20年後…を考えると、自分にできることをしたたかに、手を変え品を変えやっていかねばならないのだと思いました。

 

『学び合い』は正直できていません。

私がやっているのは、せいぜい「席を移動してもいいから、他の人に聞きにいってもいいよ」と声をかける程度。

現状をはがゆく思ってはいますが、それでも私がそうやって声をかけることで学び方が多少流動的になるので、「私がしゃべってるだけの授業よりましかな」と思い込むようにしています(そうでないとしんどい)。

 

 

プライベートの方でも、今年はいろいろな変化があった年でした。

 

夏休み中に引っ越して実家から独立し、自由度が増した一方で親のありがたみを実感しました。

 

作り置きが上手になり、ダイエットで3キロほど体重を落とすことができ、母から「シュッとしたね」と言われてうれしくなる私。

 

 

総じて「この1年、いろいろあったけど楽しかったな」と今思えるのは幸せな証拠でしょうね。

 

来年のことはまた明日にでも。