『見やすい資料の一生使えるデザイン入門』(森重湧太)読了

約1週間後に迫った学修成果発表会に向けて、発表用のスライドを作っています。

 

大学院に入ってからプレゼンをする機会が圧倒的に増えたので、実際に資料を作ったりまわりの人の発表を見たりすることで「文字ばっかりのスライドにしない」ということや「一つのスライドには一つの内容にする」ことを学びました。

 

パワーポイントは一応使えるのですが、スライドを作っていて「ここもっとこうなったらいいのに…」と思うこともありました。Googleさんで検索して調べてもいいのですが、「こうなったらいいのにな」ポイントが多すぎて、いちいち検索しているとその都度作業が止まってしまいます。それが面倒で結局そのままにしていました。

 

そんなときに目に留まったのが、『見やすい資料の一生使えるデザイン入門』。

一生使える見やすい資料のデザイン入門

一生使える見やすい資料のデザイン入門

 

頭から読んでいったのですが、目からうろこというか知らないだけでパワーポイントってこんなに便利だったんだなと思いました。かゆいところに手が届く感じです。

 

特に便利だなと思ったのが「スライドマスター」という機能です。「表示」というところを押すと出てきます。

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スライドマスターを使うと、スライドの設定が一気にできます。フォントや背景の色、スライド番号やその位置など、一括で変更できるのでとても便利です。

 

本の中では「パワーポイントにもともと入っているデザインはデッドスペースが多かったりノイズになりやすいから使わない方がいい」とあります。でも、気に入ったデザインがあったので、今作っているスライドではパワーポイントに搭載されていたデザインを使っています。ただ、タイトルの部分の幅がもう少し狭くならないかなぁと思っていたので、スライドマスターを使ってみたら変更できました。

 

発表用のスライドを作りながら本の内容を実践しているので、覚えも早いような気がします。

 

結局のところ、必要性を感じたときにその都度必要なことを学んで吸収し、自分のものにしていくのが最も効率が良い気がします。

 

ただ、ネットで検索して探すにしても、適切な検索ワードを知らないと自分が必要な情報にたどりつくまでに時間がかかってしまいます。

 

そんな回り道をショートカットするためにノウハウ本は存在しているのかなと思いました。