音楽と国語は親和性が高いかも

来週末の音楽発表会に向けて、連携校ではステージ練習が始まっている。

今日は4年生の練習のサポートに入った。

 

「口を指2本分縦に開けてね」という具体的な指示の後、「口の中にコンサートホール作るよ」というフレーズを聞いて、音楽でも比喩でイメージを膨らませることが大切なんだなと思った。

 

音楽は実際に合唱で声を出したり楽器を演奏したりするので、言葉では伝えきれない部分がある。体で覚えることを言葉で伝えなければならないとしたら、比喩は有効な手法なのかもしれない。

 

しかも音楽のいいところは、比喩のイメージを体感できるところだ。今日の練習中も、ピアノのまわりに集まって「口にコンサートホール作るよ~」の後、実際に「アー♪」と声を出し、その響きを聞いてみるということをやっていた。

 

声を止めた後、体育館に声が響いているのを耳にして、子どもたちは「わぁ!」と歓声を上げていた。

 

比喩のイメージをもとに実際に声を出してみて体感する。

 

国語で比喩を扱う際は、なかなか体感するところまでいかない。「滝のような雨に打たれた」なんて実際に経験するのはなかなか難しい。

 

そういえば、ゼミの同期の現職さんが連携校での現代文の詩の授業で、お気に入りの歌の歌詞の鑑賞文を作るという課題をしていたなぁ。

 

音楽と国語のコラボってちょっとおもしろそう。