自分の考えを発信し続けてきてよかったなと思った話

ちょっとうれしいことがあった。

 

先日、Facebookで面識のない方から友達申請があった。

私は面識のない方から友達申請が来た場合、自己紹介がなければ承認しないようにしている(これも西川先生からいただいた知恵のひとつ)。

 

どのような人なのだろうと思っていたらとても丁寧な自己紹介のメッセージを送ってくださった。『学び合い』実践者の方だったので、ダメもとで個人研究のインタビューをお願いしてみたら、快く承諾してくださった。

 

なぜ私に友達申請をされたのだろうと思っていたのだが、インタビューの最中にお聞きしたところ、「『学び合い』について発信されていて、記事の内容に共感したので申請させていただきました」とのこと。

 

私が7月に非常勤講師を始めてから、授業に悪戦苦闘している様子を率直に書いたブログの記事を読んでくださったそうだ。

 

非常勤講師を始めてからはブログが日々の授業のリフレクションのようになっていた。

 

私個人が授業で苦労している内容など、どこの誰に需要があるのだろうと思っていたが、ブログを通して発信し続けてきてよかったなと感じた。

 

「教員はすべて自分でやって一人前」というような風潮がまだ残っているのはたしかである。以前講師をしていた際もそう感じたことがある。秘密主義というかなんというか。

 

その方に、西川研究室でやっている”『学び合い』課題プリント集”の存在をお伝えしたら、喜んでくださった。

nishikawa-lab.jimdofree.com

小学校の課題プリントは書籍化されているが、中高のものはない。この取り組みで『学び合い』を始める際の障壁のひとつである課題作りが、多少なりとも楽になればいいなと思っている。

(始めたはいいもののあまり集まっていないので、より多くの人に知ってほしい!)

 

 

ブログを始めたのは昨年だが、今年に入ってからは毎日何かしら書き残すようにしている。

 

こんな私の言葉に共感してくれたり、必要としてくれる人って実際にいるんだなぁ。

 

さまざまな人と多様なつながりを作っていくためにも、自分の考えを発信することは続けていきたいと思う。それが自分にとって"得"だと実感したから。