ものもらいのジンクス

いろいろあって今年も試験を受けている。

正確には「受けた」。先ほど2次試験が終わったばかりだ。

 

何か大切な出来事の前には、縁起を担いだり、神仏に頼ったりしがちである。

 

今回の試験における私のジンクスは「試験直前に"ものもらい"になる」ことだった。たぶん。

 

「それって縁起悪いんじゃない?」とか、

「そもそも試験前に体調崩していて大丈夫なのかい?」というツッコミが入りそうだが、私の心の中にあったのは「あぁ、本番当日じゃなくてよかった…」という安堵だった。

 

「試合の日は右の靴紐から結ぶ」とか、「重要なプレゼンの日はこのスーツを着る」とか、この世の中にはさまざまなジンクスが無数に存在していると思うけど、それらは全て言ってみれば人為的なもの。

 

その点「ものもらい」は人為的に起こしようがないので、凡人の私は心の中で「ひょっとして…」と思ってしまうのだ。「災い転じて福となす」的な。

(「いやいや、ちゃんと体調管理せえよ」という至極まっとうなツッコミは聞かなかったことにする笑)

 

 

私が面接前に読む本には、

「面接とはまさに自分がその企業に入りたいという告白をするシーンそのものです。」とある。

 

私のアタックはこれで通算4度目。これで受け入れてもらえなかったら、もう縁がなかったんだなと思うしかない。その一方で「細い糸一本分でもいいから、縁が繋がっていてほしい」と望んでいる自分がいるのもまた事実。

 

 

また、面接会場ではまさかの出来事があった。ちょっとびっくりして、緊張した。

 

でも、そのおかげで合格したらやりたいことが一つ増えた。

 

 

さて、帰ったら授業準備をしよう。非常勤先も来週から2学期が始まる。生徒ともまわりとも折り合いをつけながら、私自身が潰れないようにうまーくやっていかねば。

 

↑ということを、電車を待ちながら書いている。久しぶりに電車に乗ったが、まさか2時間以上も待つことになるとは。「田舎の電車あるある」を遺憾なく発揮している様子に、ちょっとがっかりし、くすっと笑いそうになった。