小さな親孝行

妹がそろっとUターンするというので、昨日の夜、家族でお寿司屋さんに行ってきた。久しぶりの家族での外食。

そもそも我が家は、何かお祝い事でもない限り外食には行かないので、お外でご飯というとちょっと特別感がある。

 

話は少し遡るが、母と一緒に年末の買い物に出たとき、私が助手席に座るのを見て母が一言。

「やっぱり運転は私なのね」

この言葉にハッとした。

 

私は大学1年の時に免許を取ったが、それから何年か関東にいたのでペーパードライバー歴が長い。実際に運転し始めたのは、進学のため実家に戻ってきた昨年の4月からだ。運転も自他共に認めるポンコツで、自分が運転する必要がなければ運転しないのが基本スタンスである。

 

そう言えば、夜外食に行くと父はお酒を飲む。必然的に母が運転手になる。そんな光景を小さい頃から何度も見てきた。

 

家族全員お酒が飲めるようになったし、よし、今回のお寿司屋さんの新年会は、私が運転してみんなを連れて行き、母にもお酒を楽しんでもらおう!

 

かくして、私の"プチ親孝行計画"は幕を開けたのである(おおげさか笑)。

 

私は、車で初めての場所に行くときは、可能な限り下見をする。車にナビがついていないということもあるが、車線変更やら一方通行やらトラップが隠れているとパニックになるからである。

 

今回もきっちり下見をして、「よし、これで大丈夫!」と思っていたが、当日道を間違えた笑

 

それでも、母が妹と楽しそうに白ワインを飲みながら食事を楽しんでいる姿を見ることができて、運転手をかってでたかいがあったなと思った。