就職先(の自治体)が決まった話

本日、今年受けた教員採用試験の結果が出ました。

諸事情あってどちらに転ぶかなと思っていましたが、地元に残ることになりそうです。合格発表のページを二度見したので、おそらく間違いないと思います。

 

同じ院のストレートの同期と比べると、3年ほど遠回りした私。

 

「遠回り」と言えば、大学生のときの父の言葉を思い出します。

たしか、妹が大学受験で合格したときだった気がしますが、父が「○○(=私)は高校・大学とまっすぐ進んでいるから、就職後苦労するかもなぁ」と言ったのです。

 

妹は中学受験をし、高校時代に交換留学に行くなど、わりと人生の初期から波乱万丈だった一方で、私は地元の中学校・高校に行き、大学も現役で合格し、留年することもなくすくすくと育っていました。

 

その当時は「何言ってんだ」と内心思っていたのですが、今振り返ってみると未来を予言されていたようで不思議な感じがします。子育てにはほぼノータッチで、担任の先生の名前も知らなければ校内にも入ったことのない父でしたが、わりとちゃんと私のことを見ていたんだなと思います。

 

教員採用試験の受験を決めてからというもの、自分自身に禁酒を課してきたのですが、今日でお酒も解禁です。合格発表を見て「うれしい!」の次に「何のお酒買って帰ろう?」と思い、いそいそと酒屋に行くあたり、生粋の呑兵衛なのかもしれません。

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久しぶりのお酒はやっぱりおいしいです。

飲まないと決めたなら飲まないで全く不自由はないのですが、適度にお酒が楽しめるのは幸せです。

 

うれしい思いも束の間、私にはまだやるべきことが山のようにあります。

 

今年の目標はこれで3つ中2つクリアしたのですが、ラスボスである「論文の執筆」が残っています。

 

今年は臨床教科教育学会での発表がなくなったのですが、年内に結果や考察も含めてレジュメを提出しなければならないので、昨年のように「詳細は当日発表する」と書けないのがつらいですね…

 

ほろ酔いで「うれしい」に浸るのは今日まで。

 

明日からまた着実に歩んでいこうと思います。