新しい風を吹かせる存在

昨日まで飛び込み授業の課題づくりで煮詰まって、佃煮みたいになっていた私だったが、今日初めて一緒に授業をする同期と打ち合わせをした。

 

つい先日までは、「ひとりで2時間続けて授業するのか…重圧(?)に潰されるかもなぁ…でもやらなければ」と悲壮感漂う状況だったのだが、運良く同期の一人が助けてくれることになった。

 

2時間のうち最初の時間の課題についてはなんとなく大枠ができていたのだが、2時間目の方の課題はどうもしっくりきていなかった。

 

そんな話をその同期にしていたら、彼は指導書にさっと目を通し、「こうしたらどう?」とアイディアを出してくれた。

 

度肝を抜かれた

目から鱗だった

思わず膝を打ちそうになった

 

慣用句ばかり並べても仕方がないのだけれど、その時の私の気持ちはまさにそんな感じだった。

 

ここ数日煮詰まってにっちもさっちもいかなくなっていたのに、そのアイディアのおかげで一気に道が開けたような気がしたのだ。

 

今回の飛び込み授業は高校の国語なので、いわば私のホームグラウンドのようなものなのだが、私だけではうまくいかない。

今までの前例や経験、思い込みに支配されてしまう可能性が高いからだ。

 

自分と違う視点から物事を見る存在は必要不可欠である。

 

その同期がいてくれてよかったな、と今日改めて感じた。