終わりの始まり

昨日今日と、私が受験した自治体の教員採用試験の結果発表があった。

 

昨日発表があった第一志望の自治体は、残念ながら不合格。

30倍を超える恐ろしい倍率だったので、厳しいだろうなぁと思いつつ一縷の望みを捨てないでいたが、やっぱりダメだった。

なんだか想い人にフラれる感じ。3度もフラれたらさすがに諦めもつくというものである。

(内心、「見る目ないなぁ、ふんっ!」という思いがないわけではないが笑)

 

一方、今日発表のところは、なんと無事合格していた!

ウェブサイトで番号を二度見して、やっぱりあったので、ほっとして、嬉しくなって、心が踊りだしそうになった(体は踊らなかったけれど)。

受け入れてもらえたのが純粋にうれしい。

 

今日はうれしさに浸るけれども、所詮"終わりの始まり"だ。

合格することがゴールではない。正規教員として教壇に立つ片道切符を手に入れただけ。

名簿登載延長制度があるから、来年すぐに教壇に立つわけではない。その分、あと1年大学院でしかできないことをやりたい。

講師経験があるので、現場に入ったら本を読む時間すら取れそうにないことは百も承知である。

 

これから教壇に立つまでに、「私が合格した自治体についていく」という奇特な(素敵な)恋人を隣で支えつつ、自分がやりたいこと、やらなければならないことを模索していきたい。

 

真価が問われるのはここからだ。