体育祭は集団に上手くアプローチできたかで変わる気がする

今日は体育祭でした。

 

本来は先週の土曜日にやる予定だったのですが、金曜の時点で天気が悪そうなので月曜に延期+保護者を入れずに無観客でやることに決定。

 

そして月曜日は朝から一瞬停電するほどの雷雨だったので当然延期。

 

延期、延期の体育祭は、本日無事開催することができました。

 

私は黒軍だったので全身黒づくめ…

紫や赤に比べればそろえやすいものの、暑くて仕方がなかったです笑

 

教員になって初めての体育祭だったので、体育祭当日はもちろん、準備段階で担任の先生方がどう生徒たちと関わっているのかをよく観察していました。

 

集団に対する声かけや評価については参考にすべきことがたくさんありました。

 

そして、集団はやはり2:6:2に分かれるんだなぁと感じました。

 

体育祭の軍に置き換えれば、上位2割が応援リーダー、真ん中の6割はその他大勢、残りの2割は「体育祭なんかやりたくない…」と思っている子たち。

 

応援リーダーが空回りせず、どれだけその他大勢に「やってもいいかな」と思わせ、巻き込むことができるかが勝負なのかなと思います。

 

そのためには、担任として「体育祭を通してどうなってほしいか」というビジョンを繰り返し伝えていくことが大切なのかなぁ。

 

現状、なかなか授業で異学年交流を図ることは難しいので、行事を通して異学年の関わりを作っていけたらいいな、なんて思っています。

中学校と高校の違い

今年は新採用が私一人だけだからなのか、管理職が時折声をかけてくださいます。

 

今日も職員室でお昼を食べていたら、校長先生が「おい、○○さん(=私)、2学期始まってみてどうだ?」と話しかけられました。

 

「そうですね。楽しくやっています」と答えると、「そうかー。○○さんは経験あるしなぁ。でも中学校と高校だと違うだろう?」とのこと。

 

私はもともと高校の教員志望で、高校で講師をしていたこともあります。

 

今年度から中学校で働き始めて、両者の違いを肌で感じています。

 

一番戸惑ったのは生徒たちとの距離感です。高校生は中学生に比べれば大人なので、わりとドライなつきあいになりがちですが、中学生を相手にしていると心理的にも物理的にも距離が近いなぁと感じます。

 

そして、最近の悩みは副担任や授業担当など、関わりのある生徒以外に声をかけるのを躊躇してしまうこと。まずは気持ちのいい挨拶を心がけ、少しずつさまざまな生徒と関わりを持てたらなぁと思っています。

 

クラス内の学力差が大きいのも高校とは違うところかなぁと思います。高校は入試で選抜されるので、ある程度均質化された集団になりますが、中学校は学力も興味関心も実にさまざまな子どもたちが一つの教室に集まっています。

 

やりにくいなぁと思う反面、『学び合い』をするには良い環境なのかなとも思います。なかなか実践できていませんが…

 

中学と高校の違いを心に留めつつ、生徒たちの進む先を知っているという強みを活かしていきたいものですね。

部活のない休日はアンビバレントな感じ

県内全域でコロナウイルス感染が広がってきたため、9月半ばまで部活動が休止になりました。

 

そのため、今週の土日は本当に何もないお休み。

 

体をゆっくり休めることができるし、家族や恋人、友達など、私にとって大切な人たちのために時間を割くことができました。

 

本来"休日"ってこういうものなんだろうなと思いつつ、午前中部活をするというのが当たり前になりつつある自分もいます。

 

なんだろう、このアンビバレントな感じ。

給与振込用の第二口座の意味がやっとわかったぞ

4月に大量の提出書類を1つ1つ片付けていたころ、そうした書類の一つに給与の振込口座の申請用紙がありました。

 

以前、バイト先によっては金融機関を指定されることもあったので、事務の方に聞いてみたら「なんでもいいですよ〜。ネット銀行とかでもだいたい大丈夫です!」とのこと。

 

とりあえずまとめて一ヶ所に振り込んでもらった方がわかりやすいかなと思い、第一口座のところに普段よく使う銀行の口座情報を書いて提出しました。

 

今日、なんとなく楽天銀行のアプリを開いたら、「給与の受け取りは楽天銀行がおトク!」の文字が。

 

どうやら、楽天銀行を給与振込口座に指定し、無料のハッピープログラムにエントリーすると、

①他行への振込手数料が月3回まで無料

②毎月楽天ポイント3ポイント付与

という2つの特典があるそうです。

 

しかも、給与口座はメインとなる第一口座ではなく、サブの第二口座でもOKなのだとか。

 

カードやオンライン決済も使うものの、普段の支払いのほとんどは現金なので、第一口座を楽天銀行にしなくてもいいのは私にとってはうれしいところです。

 

教員としての生活が始まって約半年。

 

月にどれくらい生活費が必要で、給与のうちどれくらい投資や貯蓄に回せるのかもだんだんつかめてきました。

 

第一口座は主な生活費、第二口座は投資に回す分、第三口座は貯蓄用、という感じで給与を分散させ、口座を使い分けてみようかなと思っています。

 

さっそく来週事務の方に聞いてみようっと。

もう少し生徒に任せてみたら、きっと想像以上の結果を出してくれるだろうに

総合の学習のまとめとして新聞を作ることになりました。

 

手書きもいいのですが、せっかく1人1台タブレットがあるのだから「タブレットで作ってみたらどうですか〜?」と提案してみたものの、「事前指導の時間が取れないから」と手書きで作ることに。

 

一応、Keynoteでフォーマットを作り、PDF化してクラスルームで提出すれば、教員のパソコンで印刷して各クラスで掲示できることも説明したのですが…

 

ちなみにフォーマットはこんな感じ↓

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スプレッドシートやスライドなど、Google系アプリは縦書きができないのですが、Keynoteは唯一縦書きが標準装備されているんですよね。

(これも今日知ったのですが)

 

今日までKeynoteは使ったことなかったのですが、1時間足らずで上のようなフォーマットを作ることができました。

 

ひたすらググった結果です。

 

Keynote 使い方」から始まり、「Keynote テキスト 縦書き」、「Keynote 図形 挿入」などなど、ひたすら「こうしたい!」を実現するためにググればなんとかなるもんですね。

 

今回作った私のフォーマットはお蔵入りになりましたが、すぐに国語の教科書のページを猛然とめくる私。

 

2年生の教科書の最後の方に1年間の学びを壁新聞にまとめるという単元を見つけ、内心ガッツポーズをしました。

 

転んでもただでは起きません。

 

やはり学年全体で、というのは難しそうなので、来年2年生を担当したら授業でやってみようかな〜。

 

「もう少し生徒たちに任せてみてもいいのに」と思ってしまうのは、私が異端だからなのでしょうね。

 

私は勤務先の中ではわりと授業でタブレットを使っている方だと思います。

 

生徒たちに使わせてみるほど、その順応性には目を見張るものがあります。

 

最低限のフォーマットとゴール、条件を示し、あとは生徒たちに任せてみたら、私たち教員の想像を超えるものを作ってくれるんだろうな、と思う金曜の夜。

フルの『学び合い』はできていない私の折り合いのつけ方は…

フルの『学び合い』はできないけれど、少しでもいいから『学び合い』の考え方を授業に取り入れたいと考える日々が続きます。

 

今日は1年生の授業で10分ほどの活動を入れてみました。

 

「大人になれなかった弟たちに……」という戦争をテーマにした作品で、次のような問いを投げかけました。

 

「配給のミルクがヒロユキにとって大切な食べ物だったのはなぜか? 本文を参考にして「〜から。」という形でまとめなさい。

 

ちなみに、この問いはTOSSランドにあったものをほとんどそのまま使わせてもらいました。

 

ミッションクリアの条件は以下の通り。

・8分後に全員が座っている。

・3つ以上書けたら合格(最高で6つある)。

・立った状態でスタート。3つ書けたら座る。

・1人でやってもいいし、誰かと一緒にやってもいい。

 

タイマーを押すと同時に教科書とにらめっこする生徒たち。

 

"本文を参考にして"という縛りがあるので、教科書を必死で読み込みます。

 

私は机間をくるくるまわりながら、「一生懸命教科書読んで探しているの素敵!」「良い目の付け所だよ〜」「んー、それはちょっと違うかなぁ」なんて声をかけながら生徒たちの様子を眺めます。

 

書いてみたものの心配で隣と確認している子、早く終わって周りの子の答えを見ている子、教科書を指しつつ説明している子、最後まで残っている子に「やりなよ」と急かす子…

 

生徒たちを見ていると、いろんな子がいるし、いろんな関わり方があるんだなぁと改めて思います。

 

模範解答を出しておくわけではないし、授業時間のほとんどを生徒たちに任せるわけでもありません。

 

それでも、私がひたすらしゃべっている授業は何百倍かマシだと思ってやっています。

 

なかなか「こうしたい」という自分の理想(?)には程遠い毎日ですが、できる範囲でできることをしていくほかないのかな。

「疲れたら早く帰って寝る」、これ真理なり

体育祭が近いので、異動された先生方などから学校に差し入れが届きます。

 

ゼリー、塩分補給用のタブレット、スポーツドリンクやウーロン茶…

 

それらは全職員に配られるのですが、「差し入れです〜」と職員室で配られたものの中に栄養ドリンクがありました。

 

私の近くにいた先生が「こういうの(=栄養ドリンク)、いつ飲めばいいのかいまいちわかんないんですよね」と言っていたので、何の気無しに「疲れたときに飲めばいいんじゃないですか?」と私が返したら、その先生は「疲れたら早く帰って寝ます!」と即答。

 

思わず「それが正しいです!」と口に出してしまいました。

 

その先生がおっしゃるには「疲れたから栄養ドリンク飲んでもう少し頑張ろう、とは思わない」とのこと。

 

私もあまり栄養ドリンクには頼らない派なのですが、今後もそういう働き方をしていきたいです。