『#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト』(水餃子のカンパネラ)読了

タイトルからして読みたくなってしまう『#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト』という本。

「そっちの”ミス”かい!」と思わずツッコんでしまいましたが。

 

「ミス日本コンテスト」の始まりは、「我々はみんな、きっとミスでできている。さあご参加ください! 商品は特にありません!」という投稿につけられたハッシュタグ「#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト」でした。

 

このハッシュタグはあっという間に広がっていき、すごい数のミスが集まったそうです。爆笑ミスからじわじわくる失敗談まで、選りすぐりのミスを1冊にまとめたのがこの本です。

 

店員さんではない人を店員さんだと思って話しかける、マネキンに話しかける、食パンと間違えてスマホにバターを塗る…などなど、その場面を想像して思わず「ふふっ」と笑ってしまうものばかり。

 

また、大勢がやらかしている共感ミスコレクションの一つに「ランドセルを忘れる」というのがあるのですが、これは私にも経験があります。いや、あるそうです。というのも、自分では全く覚えていないのですが、

私「いってきま~す」

母「ちょっと! ランドセルはどうしたの?」

私「あ! 忘れてた!!」

というやりとりが過去にあったらしく…

 

どんなミスをしたか、というところに、その人の人間性が見えるような気がします。

 

私は「そつがない」「何でもできる」と思われがちです。だから、特に生徒に対しては「実はこんなミスしちゃって~」と話せる範囲で自己開示していけるといいのかもしれないと思いました。