まずは身近な人と生理について話していこう

TLに「生理を話そう!」という動画を紹介するツイートがあったので、見てみました↓


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サンリオピューロランドで開催された、生理についてのスピーチコンテストのニュースでした。その中でも、中学生部門のスピーチが印象に残りました。

 

発表者の中学生3人は、「制度として存在する生理休暇がなぜ活用されないのか」という疑問から、日本と韓国の生理用品のCMを比較し、その違いを分析したそうです。それによると、日本の生理用品のCMは、

①青い液体を使って血を表現している

②「漏れにくい」など、”日常生活でも安心”ということを売りにしている

という特徴があるとのこと。


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↑たしかに、日本の生理用ナプキンのCMは「さわやかさ・爽快感」を前面に出している気がします。

 

その一方、韓国のCMでは「痛いしイライラする」「何を着ても不安」「何もしなくても大丈夫 それもあなたの選択」などと、率直な言葉で生理を表現しているそうです。


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CMの比較を通して、発表者は「生理はつらく大変なもの」だと真正面から語ることが大事だと考えたそうです。そして、スピーチの中で、

「”日常生活で安心”ということを売りにしてもいいけれど、別にさわやかに表現しなくてもいいのではないでしょうか」

と述べています。

 

正直に言うと、私にとって生理は面倒なものです。その仕組みや役割を理解した今でも、面倒だという思いは変わりません。

 

そして、「生理」と一言で言っても、その状態は人によってさまざまです。

経血の量も、生理痛の重さも、PMSの症状も…

 

そのため、一般的な「生理」について知ることはもちろん、目の前にいる「その人の生理」に向き合う必要があります。

 

特に日本では生理はタブー視されがちです。タブー視されるということは、話題に上がりにくいということでもあります。

 

そのため、意識して生理について口にしていく必要があります。

 

こうして生理について情報発信することもそうですし、まずは家族やパートナー、友達など、身近な人と生理について話していければいいなと思っています。