”STORY”のある商品が人の心をつかむのかもしれない

一足先にと誕生日プレゼントをもらいました。

包みからしてお酒だろうなと思っていたところ、開けたら1本のワインとワインオープナーが。

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さらに包みを開いてみるとびっくり。

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なんとも個性的な瓶が出てきました。

 

ワインと一緒に入っていたしおりを読むと、このSUBRINAというワインは南伊豆の海底で熟成されたものなのだそう。瓶の表面についていたのは石灰藻やフジツボなどの海の生き物たちでした。

subrina.info

自然の力に委ねられてできたものなので、世界にたった1本しかないワインになるわけですね。

 

飲むためにはまず栓の周辺にあるシーリングワックスをはがさねばなりません。

ワインオープナーについていたソムリエナイフを使って格闘すること数分。

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やっとコルクがその姿を見せました。

開けるまで手間がかかるとその分ワクワク感が増します。

 

中に入っていたのは南アフリカ産の赤ワイン。

シラーのどっしりとした感じと豊かな果実味に加え、まろやかな甘さのようなものもあり、とても好みな味でした。

 

母から教えて貰ったのですが、このワインのお話はAmazonのCMにもなっているそうです↓

www.youtube.com

 

”STORY”という名がついた海底熟成ワイン。

 

脱工業化社会ではこのようにニッチで希少性が高く、購買者が心ひかれるストーリー性のある商品を生み出していくことが求められているのかな、なんてふと思いました。