結局のところ、基本に戻ってくるのだ

今日は大会1日目で、団体戦がありました。

 

剣道の団体戦は5人制で、勝者数と総本数で勝敗を決めます。どちらも同じだったら代表者戦で勝った方が勝者になります。

 

強いメンバーが集まっていても、試合の流れによっては勝つことができません。団体戦で勝つにはチーム作りが重要になってきます。

 

上位校の試合を見ていて感じたのは、ここぞというときにしっかり前に出て1本取ることができているということ。

 

審判の旗が3本同時にピッと上がるような、誰が見ても「あぁ、1本だなぁ」と思うような打ちなのです。

 

見ていて、思わず「きれいだなぁ…」とため息が出てしまうほど見事な面。

 

小手先の技でなんとかしようとしたり、負けたくないあまりに変形した構えから技を出そうとしたりしても、なかなか良い打ちにはならないものなのです。

 

結局は、基本の「真っ直ぐに構えてまっすぐに打つ」ということがどれほどの精度でできるのか、というのが勝敗をわけるんだなぁと感じました。

 

明日は個人戦。特に3年生には悔いなく戦い抜いてほしいと思っています。