教員として働き始めて2ヶ月が経ち、もうすでに定着しつつあるのが生徒の呼び方。
私の中には、なぜか男子の場合は"くん"づけ、女子の場合は"さん"づけで呼ぶという癖があります。
これは講師をしていたときから変わりません。
大学院に入ってジェンダー問題に興味を持ってから、生物学的な性別で対応を変えることに違和感を持つようになりました。
それでも、今まで自分に刷り込まれたことはなかなか変えることができないんだなぁと思います。
いっそ名前だけ呼んだほうがいいのかもしれないのですが、私はなんとなく生徒全員を呼び捨てにするのは抵抗があります。
しかしながら、顧問をしている剣道部の生徒は、部活中は呼び捨てにしているので、まったく私の行動に一貫性はないのですが…
小学校では性別学年関係なく"さん"づけだったはずなのに。
女子がスカートではなくスラックスを選択できるようになったという学校もありますが、自身の性自認と関係なく生物学的な性別で着るものを指定される制服は、ジェンダー問題を助長するものなのかもしれません。
そして、知らず知らずのうちに教師である私も、生徒たちに性別役割を押し付けているのかもしれませんね。
気をつけなければ。