『新版 子供を動かす法則』(向山洋一)読了

 

『授業の腕を上げる法則』に引き続き、読んでみました。

 

書きたいことはたくさんあるのですが、特に印象に残ったのが2つ。

 

①最後の行動を示すことの大切さ

「最後の行動を示す」ことによって、一人一人の子供は、その時間枠を自由に使うことが許され、かつ、自分なりに工夫・対応ができるようになる。(p.36)

 

この部分を読んでいて、『学び合い』と通じるところがあるなぁと思いました。

 

私は現在、フルで『学び合い』をしているわけではなく、単元終了後のまとめの時に『学び合い』を取り入れているような状態です。ただ、自身の授業を振り返ってみると、いわゆる『学び合い』ではなくても「いったん前を向いて指示を聞いてくれる? 指示を出したらあとは任せるから」というように最後こうなってほしいという状態を生徒に伝えてから活動させることが多いなぁということに気づきました。

 

「最後の行動を示す」ということは、今後も意識して使っていきたい法則です。

 

②自分の考えの軸をすえる

私は初任だということもあり、日々いろいろな先生方からご指導やご指摘をいただくことが多いです。

 

もちろんいただいたご指導・ご指摘をもとに行動を改善していくのですが、一度にいろいろなことを言われると頭がパンクしそうになってしまうこともしばしば。

 

向山先生は、初めて小学1年生を担任するにあたって、さまざまな先生に最も大切なことは何かと聞いて回ったことがあるそうです。そのときのことを以下のように述べています。

 

いろんな教えを山ほど受けた。どれもこれも大切な気がした。だけど、今ひとつピンとこない。それは、自分自身がどう考えるかということを出さなくてはいけないということであった。

自分の考えの軸をすえることによって、初めて多くの有益な意見は生きてくるのである。

意見を聞きっぱなしでは、それぞれがばらばらの兵力であって、大きな力にならないのである。「自分はどう考えるか」という司令官の判断をそこに加えなければならない。(pp.101-102) 

 

結局、自分の軸が明確になっていないと、自分にとって有益な意見も埋もれてしまうのだなぁと思いました。

 

自分が大切にしていることをもとに判断していきたいです。