『学び合い』でも”しくじり先生”の存在って重要なんだなぁと思った話

『学び合い』全国フォーラム2021が開催されています。

 

午前中は西川研究室の分科会で後輩のサポート兼発表者として参加しました。

 

私が話したのは、今年度の非常勤先でのできたてほやほや(?)の失敗談。

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発表前は「初心者向けの分科会で失敗談を話すのはどうなの?」と少しためらいがありました。

 

これから『学び合い』やってみようかなと思っている人に対して、いきなり失敗の話をすると一歩踏み出せなくなってしまうのではないかと。

 

しかしながら、発表後の「ミニ西川に聞いてみよう」タイムで、それは杞憂だったことがわかりました。

 

ブレイクアウトルームでさまざまな方とお話をしたのですが、「失敗談聞けてよかったです!」という声が多くて安心しました。

 

『学び合い』の失敗本は存在するし、なんなら今後輩たちが西川ゼミのOBOGのインタビューをもとにした失敗本を執筆しています。

 ただ、実践者の生の声、生の失敗談を聞く機会はなかなかないのかなと感じました。

 

『学び合い』の話というと、「こういうメリットがあるよ」「子どもたちのこんな素敵な姿が見えるよ」というプラスの話が中心になっているような気がします。失敗談が語られる場面にはあまり出会ったことがありません。

 

しかも、私の失敗談はコロナ禍の現場における実践から生まれたものなので、そういう意味でも貴重だったのかもしれません。

 

40人ものたくさんの方の前で自分の失敗談を話せたのはいい経験でした。

 

しくじってばかりでは困り者だけど、『学び合い』を始めたい人や実践してみて悩んでいる人にとって、いい意味での”しくじり先生”になれたらいいなと思いました。