ゼミの後輩が書いた記事が心にひっかかりました↓
後輩が書いている通り、西川ゼミには「伴侶と健康で幸せに暮らすこと」が幸せの一つの形であるという共通認識があります。西川先生が折に触れてそうおっしゃるので、半ば刷り込まれているような感じです。
西川先生は『新任1年目を生き抜く教師のサバイバル術、教えます』という著書でも伴侶探しについて言及しています。新任1年目の教員のライフハック本の中に、大真面目に「今の恋人を大事にしましょう」「伴侶探しは積極的に!」という項目があるのです。
大学で生涯を共にしようと思うようなパートナーが見つからなければ、忙しい教員の出会いの場は基本職場に限られます。その職場に自分と同い年くらいのパートナー候補がどれくらいいるか…
就職後相手を探すより、学生時代に相手を探しておいた方が、候補の母集団の人数が多い分、自分にフィットした人と出会える可能性が高いわけです。この話は一理あります。
一度講師として学校現場で働いてから大学院に進んだ身としては、この話は身につまされます。たしかに、前の職場において、私のパートナー候補になりそうな人はすでに結婚していたり、決まった相手がいる人がほとんどでした。
西川ゼミに所属していると、なんとなく「一生涯のパートナーを探さなきゃいけないな~」という気になります。
そういえば、最近「パートナーに求める条件とは…」というタイトルで記事書いたなぁ
自然な出会いでパートナーが見つかるのは、おそらく学生のうちだけです。教員になった後自然な出会いで相手を探すのはなかなかに至難の業(エビデンス私)。
そもそも仕事中はリラックスできる副交感神経よりも交感神経の方が優位になっているため、一緒にいて安心できる相手を探すのには向かない気がします。
そうなると、親からの紹介、マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所等々、”自然な出会い”以外のツールを使うことになるのでしょう。
そして、おそらくこれらに共通しているのは、「出会う前に条件やスペックで相手を絞り込む(選ぶ)」という作業です。
正直「条件やスペックで選んでいいのか…?」というためらいはあります。ただ、お見合いは昔からあるシステムだし、最終的に生涯を共にできるようなパートナーと出会えるなら、入り口はなんでもいいのかなと思いつつあります。
そして、後輩が悩んでいるように、「一生添い遂げるであろうパートナーと定めるにはどうしたら良いだろう」という問いは常につきまといます。
難しいことではありますが、やはりその問いに対してはいろんな人と話しながら自分にとっての納得解を見出していくほかないのでしょうね。
私はDJあおいさんという方のブログが好きでよく見ています。
2021年02月 : DJあおいのお手をはいしゃく Powered by ライブドアブログ
あおいさんの言葉を借りるなら「お互い幸せになる覚悟があるなら結婚したい」というのが今の私にはしっくりきます。
幸せになるには覚悟が必要です。自分の希望ばかり通していられないのでお互いに自制しなければならないし、働いてお金を稼いで生活していかねばならないし、面倒なことは格段に増えます。1人でいた方がよっぽど気楽です。
それでも「この人となら幸せになりたい」と思えるなら、その人が生涯を共にするパートナーなのかなぁ、と漠然とですがそう思っています。
あと、私はわりと仕事人間なので「この人のためならお金を稼ぎたい」というのも重要なポイントになりそうです。「愛さえあればお金はいらない」では生活が破綻してしまうので、「愛さえあればお金は稼げる」状態が理想ですね。
もちろん家庭が最優先ですが、可能な範囲で自分らしく働けるといいなぁと思います。