西川研究室では、書類の類は(よほどのことがない限り)ゼミ生自身が書くことになっている。推薦状のような本来なら先生が書く書類も含め、ほとんどすべて。
昨年、私も教採関係で推薦状が必要になり、西川先生にお願いのメールを送ったら、「自分で書いてね」と言われ面食らった記憶がある。
西川先生は非常にお忙しい。書類作成のようなゼミ生でもできる些事は基本ゼミ生に振る。
それだけ信頼されているんだなとも思う。
あとは、「自分のことは自分が一番よく知っているのだから、推薦状は自分で書いた方がいいのだ」というのが先生の持論らしい。
本日、期待の大型新人から私にLINEでメッセージが届いた。
曰く、「指導教員の所見」を書くのを手伝ってほしいとのこと。
具体的に私に何をしてほしいのか聞いたら、内容項目を伝えるので書類を代筆してほしいらしい。
「何で人の書類を私が代筆せねばならんのだ!」と内心思いながらいろいろ話を聞いてみたところ、指導教員(西川先生)が書くはずのものなので、自分で書くのではなく誰かに代筆してもらわなければならないと思っていたようだ。
念のため他の人にも確認してみたが代筆する必要はなさそうなので、文章は本人に考えてもらい、私は添削することにした。
まぁ、最初のうちはゼミ生にこんなに裁量があるとは思わないだろうな。
私もそうだったし。
でも、不思議なことに、半年経つ頃にはそれが普通になっていたりする。
西川研マジック笑