ドキドキの初授業

今日はオンライン寺子屋の初授業だった。

 

オンライン寺子屋とは、千葉県の中学校の先生が全国の教員に呼びかけて立ち上げた、オンラインで個別授業をするボランティアである。

「すべての子どもに、多様な選択肢を」というビジョンのもと活動している。

sites.google.com

www.asahi.com

 

知り合いの先生に紹介してもらい、5月のうちに講師登録は済ませていたのだが、5月中は何かとやることが多く、結局授業の登録をしたのは5/31(日)だった。

登録したその日のうちに登録した5件の授業の枠がすべて埋まり、びっくりした。全国で休校が解除され学校が始まっている中、オンラインでの学びの場を必要としている子どもたちがいるのだと実感した。

 

そして、今日が初めての授業。

zoomでの個別指導は、緊急事態宣言が出た後にアルバイト先の学習塾で何度かやったことはあったが、全くの初対面の子にしかもオンラインで個別授業をするのは20数年生きてきて初めてだったので、始まるまではドキドキそわそわしていた。

 

扱ったのは中学校1年生の国語。『竹取物語』の冒頭部分。

「古文はぱっと見で難しそうだし心配」とのことだったので、音読する様子を見つつ、古文に対するハードルを少しでも下げられるように、いろいろなエピソードを織り交ぜながら話をした。

 

専門の国語の内容だったので、私の方が楽しくなってしまって、ちょっと話過ぎてしまったな、と終わってからちょっと反省…

 

それでも、音読することの大切さと「古文だからってそんなに身構えなくても大丈夫だよ」ということは伝えられたかなと思う。

 

 

最近は、ちょっとでもおもしろそうだなと思ったことには、自分にできる範囲で積極的に首をつっこむようにしている笑

 

自分一人にできることは限られているけど、同じビジョンを持つ人たちと一緒にやることで、このオンライン寺子屋のように新たな価値を創造することができるのだと感じる。

 

できることを、できるときに、できる分だけ。そして、誰かと一緒に。

これが大切なんだろうな。