エイプリルフールなので(?)、嘘について考える

今日は4/1。エイプリルフールである。

エイプリルフールの起源ははっきりしていないそうだ。(この情報もWikipediaで手に入れたものなので、ソースははっきりしないのだが)

 

エイプリルフールは嘘をついてもよい日とされている。

ただ、公然と「嘘をついてもいいよ」となっても、なんとなく嘘をつく気にはなれない。

小さい頃は「嘘をついたらだめだよ」と言われて育ったので、そのせいかもしれない。

 

世間一般に、嘘は悪いものとされている。

その一方で、今まで生きてきて「嘘をついたことはない!」と胸を張って言えるひとはほとんどいないんじゃないかと思っている。

 

「そもそも嘘をつくことは悪いことなのか?」

こんな哲学的な問いを投げかけたくなる。

 

ことわざでも、

「嘘つきは泥棒の始まり」というのがあれば、

「嘘も方便」なんていうのもある。

 

また、「嘘つき」に対して「正直者」という言葉もあるが、なんでもかんでも正直に言ってしまうのもなぁ、とも思う。

 

私は、自分にも他者にも嘘はつきたくない。

ただ、正直であろうとすると人を傷つける恐れがある。

 

それでも、「聞かれるまで言わないでおく」ということはできるのかなと思う。

一度自分から出た言葉は、容易に消すことはできない。

 

「正直であることは、現実に言葉を合わせること。誠実であることは、言葉に現実を合わせること。」

 

相手のことを考え、言葉を選んで話す。軽々しく言葉を使わない。

こうした積み重ねが”誠実さ”につながるのかなぁ。

 

他者に対して誠実でありたいと思う。